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反響が出る不動産販促チラシの作り方

2015年10月10日 公開 / 2018年1月11日更新

テーマ:オリジナルチラシ作成

コラムカテゴリ:ビジネス

ターゲットを絞ったキャッチコピー

一昔前の不動産用の販促チラシは、数多くの人を対象にして、漠然とした内容を掲載し、広範囲の住民に配布すれば、いつか住み替えや新築を考えた住民から「連絡が頂けるかもしれない」と考えられていました。

しかし短時間に反響を得るという観点から考えると、漠然とした内容でターゲットを考えないチラシを毎週のようポストに入れてもゴミが増えるだけです。

現代の不動産用の販促チラシは、ターゲットを絞り、住み替えや新築を考えておらず、不動産に興味を示さない人でも弾きつけるキャッチコピーなどを掲載した内容が重要です。

例えば1000部のチラシを作って、配布してもターゲット以外の996人がチラシを見ずに捨てても、ターゲットである4人の人がチラシを見て興味を持ってもらえればいいのです。
ターゲットの4人の心に響くキャッチコピーが重要で、反響があったキャッチコピーを紹介します。

「家賃50,000円以上払い続けているあなたに、オープンハウスをご用意しました。」
「お子さんが笑顔でいられる安心で安全な住宅を用意しました。」
「若い共稼ぎのお母さん・お父さんが喜ぶ住宅があります。」
「スーパーが近いので、荷物も気分も軽く感じられるマンション。」

このようなキャッチコピーは、高い家賃を払っている人やお子さんのいる家族、不便な住宅に住んでいる人だけを対象にしていますが、このような人に興味をもって頂ければよいのです。
住宅

写真をうまく掲載

キャッチコピーも重要ですが、住宅購入を考えている人のうち、3割程度がインターネットで住宅やマンションの外観やデザインが見たいという考えがあることが、不動産情報の検索等に関する意識調査で判明しました。
これは、チラシにも同じことが考えられるので、建物の外観の写真は大きめに掲載しましょう。

更に、住宅は人が住むものなので、人が描かれたイメージパースも追加すると、ターゲットとなるお客様に住宅を購入した後の将来像をイメージして頂けるでしょう。

不動産会社の社員の写真も載せれば、ターゲットとなるお客様に安心感を与えます。
子供

メリットをしっかりアピール

キャッチコピーや写真でターゲットとなるお客様に興味を持ってもらえても、住宅の見学に来てもらえるようになるためは、不動産会社のメリットをしっかりアピールしなければなりません。

例えば、不動産会社がテレビやラジオで取り上げられたり、賞を獲得したことがあったら、かならずチラシに載せましょう。

宅地建物取引士を取得している社員の名前は必ずチラシに掲載してアピールしましょう。
更に、業界では当たり前のような「ローン斡旋無料」や「案内無料」といった内容でも、一般のお客様が見たらお得感を感じますのでかならずチラシに載せましょう。

自社と他社との違いが、このようなアピールによってお客様に伝わるのです。

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川合勝芳

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川合勝芳(株式会社 曙印刷)

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