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土間リビングのある暮らし

山下輝雄

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テーマ:家づくり

床が土やコンクリートなどの素材でできている土間リビング。土間は、昔ながらの日本家屋に見られる空間ですが、最近では、使い勝手の良さや、スタイリッシュさがあることなどから、モダンなデザインの住宅にも取り入れられています。

多目的に使える 土間リビングの魅力

土間は、日本の伝統的な家屋の玄関や台所の床が土になった部分のことで、外部との出入りが多い場所に設けられることが多いです。土間は土足のまま歩くことができるので、内と外をゆるやかにつなぐ空間として多目的に使えることが魅力のひとつ。
最近では、その使い勝手の良さから、リビングの一部に土間を取り入れた「土間リビング」が注目されています。例えば、アウトドア好きの方なら、テントなどのキャンプ用品、ガーデニングツールなど、土が付いたまま室内に持ち込めないものを収納スペースとして活用したり、土間リビングにプランターや花壇を設置して、ガーデニングスペースにすることも可能です。
また、最近人気のDIYを楽しむ方であれば、広々とした作業スペースとして、木工や陶元を楽しむといった使い方も可能です。
犬を飼っているのであれば、散歩から帰ってきて、玄関先などで足を洗って、足が多少濡れていても土間なら気になりません。夏の暑い日などは、ひんやりとした土間で犬がお昼寝をするなど快適に過ごすことができるでしょう。犬が餌や水をこぼしても、土間ならモップで水分を拭き取って掃き掃除をするだけで済むので、掃除が楽にできるのもメリットのひとつです。

土間リビングでも快適性を保持する 「FPの家」の住宅性能

土間リビングの床材として代表的なものとして、コンクリート、モルタル、タイルなどがあります。これらの床材は、それぞれに特徴があり、メリットとデメリットがあります。コンクリートは、耐久性や防水性に優れており、シンプルでモダンな雰囲気を作り出せます。ですが、冬は冷たく感じることや、ひび割れや色あせの可能性があることがデメリットです。モルタルは、コンクリートよりも柔らかくて温かみのある質感ですが、コンクリートよりも傷つきやすく、定期的なメンテナンスが必要です。タイルは、清潔感や高級感があり、汚れや水に強いのがメリットですが、目地が汚れたり、カビたりすることや、冬は冷たく感じることがデメリットです。どの素材でも、土間リビングは、冬場になると冷えを感じやすいので、対策として、床暖房や薪ストーブとの組み合わせがおすすめです。

「FPの家」は、独自開発の高断熱の「FPウレタン断熱パネル」と気密施工で、年じゅう快適な室温で過ごせる高性能住宅のため、土間リビングのある暮らしも快適に過ごすことができます。土間リビングは自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできる空間ですので、ぜひ参考にしてみてください。

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山下輝雄
専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

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