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家づくりを考えるとき、どうしても目先の費用である建築費を抑えることに意識が向かいがちになってしまいます。
住宅の建築費と建てた後のランニングコストをトータルで考えるメリットを一緒に考えてみましょう。
住宅の企画・設計段階 からの試算が重要
ライフサイクルコスト(Life Cycle Cost、以下LCC)とは、住宅だけではなく、製造物すべてを対象に使われる言葉で、住宅の場合は、企画・設計や建築など、その建物をつくるためにかかる初期建設費(=イニシャルコスト)に加え、維持・管理費、改修・修繕費、光熱費、税金、保険などの、建てた後から建物を使うための費用(=ランニングコスト)、さらには、最終的な解体の費用までを含めた総額費用(=生涯費用)のことを指します。
一般的に建築後のランニングコストはイニシャルコストの3~4倍になるという試算もあるため、建築費用を抑えることより、むしろ、建物の企画・設計段階から試算を行い「どのようにランニングコストを抑えるか」、そのために「どんな資材や機器を採用するか」をしっかりと検討することが重要になってきます。
具体的な例としては、修繕のサイクルが長い、長寿命・高耐久タイプの資材や機器を採用することが挙げられます。経年劣化が遅ければ、それだけ改修・修繕費を抑えることができますし、建物を長く使うことにもつながります。また、災害による修繕リスクを最小限に抑えることも可能なため、たとえ初期建築費が若干高くなってもその分以上に後からの見返りが大きくなってくるのです。
建物にかかる光熱費は長期間にわたる経費であると考えると、光熱費を抑える設計・資材の選択は、LCCを考える上では非常に優先順位が高い検討事項だと言えるでしょう。
将来を見据えた家づくりは 「FPの家」が最良の選択
このように、LCCを意識すれば、住宅はデザインの良さだけでなく、耐久性や省エネ性能など、その家が持つ基本性能がしっかりしていることが大切だと気づくはずです。
つまり、住宅を安く建てることができても、使用する期間中の維持管理費を考慮しないと、最終的には高額になってしまうという落とし穴があるのです。
建物全体をFPウレタン断熱パネルで囲い込み、一体の箱型構造とする「FPの家」は、一般住宅をはるかにしのぐ省エネルギー性を特徴とする高断熱・高気密住宅です。
そればかりでなく、柱と梁にFPウレタン断熱パネルを組込み、独自のFP軸工法を採用する「FPの家」は、自社試験値では一般の軸組工法に比べ、1.7倍もの強度を誇るデータがあります。
その証として、地震などの自然災害に強い家として認められる事例が数多く存在します。ライフサイクルコストを意識してより長く、より快適に過ごせる、将来を見据えた家づくりを考えるなら、「FPの家」の満足度は大きなものになるでしょう。