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コラム

子ども部屋の役割とその変化について

2020年2月29日

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

子どもの成長に合わせて住まいの使い方は変化していきます。
そこで今回は、子ども部屋の役割とその変化について考えてみましょう。

家族の成長に合わせて変わる 子ども部屋の使い方

家の新築は現状の理想だけでなく、先々の家族の状況を想像して計画する必要がありますが、10年・20年・30年後を考えるのは難しいものです。「あの時、こうしておけば良かった…」と後悔しないためにも、しっかりとしたプランニングが大切です。

少し前まではハイハイをしていた赤ちゃんが、つかまり立ちをしたかと思えば、すぐに家の中を駆け回ります。
もう少し大きくなるとスポーツや音楽などの習い事をはじめたり、お友達が遊びに来たり、それぞれの個室を欲しがったり…。
子どもの成長とともに生活スタイルは目まぐるしく変化します。そんな生活の変化に対応するため、家づくりは、子どもの成長を想像することからはじめてみましょう。

幼児期は、主寝室にベビーベッドを置いて一緒に寝るので、当面、子ども部屋は収納スペースや夫婦の趣味の部屋として活用することができます。
二人目の子どもができてはじめて、上の子を子ども部屋で就寝させることになるため、それまではスペースを贅沢に使うことができます。下の子が大きくなっても、しばらくは2段ベッドに二人で寝ることを考えれば、子どもの寝室とプレイルームを、別に使い分けても良いでしょう。
スペースに余裕があれば、吹き抜けの2階にマルチルームを設けてそこを遊び場にすれば、子どもの気配を感じながらキッチンなどで家事をすることができるので安心です。


FPパネルが可能にする 自由度の高い空間づくり

学童期ともなれば、それぞれの個室で就寝することになるので、今まで子ども部屋を趣味の部屋としていましたが、主寝室や1階の空いたスペースを見つけて移動することになります。

子どもが思春期に差し掛かると、プライバシーを保つため、それぞれの個室に机を持ち込んで勉強と就寝が一室でできるよう個室を利用します。子どもが独立して家を離れるときは、子ども部屋だった個室が解放されるので、ゲストルームや収納スペース、ホームシアターなどに活用して生活を充実させることができます。このとき、個室の間仕切りを簡単に外して大部屋にできるような仕様にしておけば、さらに有効に個室を活用できるのではないでしょうか。

「FPの家」は、FPウレタン断熱パネルにより、隙間なく頑丈な住まいづくりが可能なため、間仕切りのない大空間を作るなど、自由度の高い家づくりができます。また、屋根用のオリジナルパネルを使うことで小屋裏を活用できる空間をつくることが可能になります。長く住む家だからこそ、長く快適に過ごせる「FPの家」で家族の未来を見据えた家づくりをしてみませんか?

この記事を書いたプロ

山下輝雄

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄(株式会社山下ホーム)

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