台風・水害に強い家づくり
せっかく新居に住むなら楽にしたい、収納の片づけや部屋の掃除。
毎日の負担を減らす家づくりには、押さえておきたいポイントがあります。
家事動線はできるだけ短く、 集中収納・分散収納を考えよう
休日に張り切ってピカピカにした家の中も、いつの間にか部屋には物が散らかり、片隅にホコリがたまってしまったり。
掃除と収納は毎日の生活と切り離せない存在ですが、せっかく新居を建てるなら、負担を軽減して家族の時間を充実させたいものです。
まず押さえておきたい家づくりの基本に、家事動線の短縮があります。
料理や洗濯などの家事を並行して処理する場面を想定し、キッチンやユーティリティなどをスムーズに連続させるとともに、収納計画や掃除用具をしまう場所をコンパクトに確保しましょう。
また、収納を計画する際は、集中収納・分散収納のバランスが肝心です。
前者では使用頻度が少ない季節の物や衣類、家電などの大きな物を余裕をもってしまっておけるスペースをたっぷりと。
後者は玄関や廊下、リビング・ダイニングなどで物が必要となる場面を想定しながら、欲しい時にすぐ手が届く場所に配置しましょう。
家族全員が使う洗面所や脱衣所は安全にも十分な配慮を。階段下などのデッドスペースや壁面など、プランニングの工夫次第で大きく差が出るのも分散収納の特徴です。空間を隅々までムダなく使い切るよう、妥協せず検討を重ねましょう。
掃除しやすいシンプルさ、 材質と換気も清潔さに
ホコリのたまっている場所に掃除用具が届かない、間取りが複雑で掃除が難しい…といったデメリットは、実際の手間はもちろん、心理的な負担も大きくなって部屋が散らかりがち。
気がついたときにササッと掃除ができるよう、シンプルな間取りが理想です。
清潔な屋内を保つにはホコリの除去やカビの発生を抑制する温湿度の管理が欠かせません。「FPの家」では24時間計画換気で部屋の臭気やホコリ、滞留する水蒸気まで巡回させ、年中クリーンな環境を維持し続けます。
良く片づいた快適な暮らしは一見大変に思われますが、事前にできることも少なくありません。家づくりの機会を最大限生かし、毎日の生活の質を向上させたいものです。