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家づくりの資金計画

山下輝雄

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テーマ:家づくり

建てるタイミングも住宅ローンも、家づくりのスタートは資金計画が肝心。
新居で末長く安心して暮らすには、将来を見据えた準備が大切です。

キャッシュフロー表を用いて 将来の収支を確認しよう

家づくりは多くの人にとって人生の大きなイベントのひとつ。気持ちも新たに豊かな住環境で家族を育んでいきたいと期待を膨らませる方も多いと思いますが、ローンの返済をはじめ、教育費や将来の収入の見込みなど、住宅購入後の家計の見通しは万全でしょうか。
せっかく手に入れた我が家を手放すことなく安心して暮らすためにも、家づくりのスタートは何より資金計画が肝心です。

 無理のないマネープランを立てるため、将来のお金の出入りを把握する手段として「キャッシュフロー表」があります。家族構成を元に、収入と退職後の年金受給の見込み、子どもの出産や進学から独立までの時期を把握するとともに、住宅ローンや固定資産税および修繕費、生命保険の支払い、自動車や旅行などの支出の予測を立てることで、将来の家計を大まかに把握することができます。

 特に子どもの教育費が増加する高校・大学進学の時期はしっかりと把握を。
2人以上の教育費が重なる場合は不足のないよう、奨学金や学資保険の活用も視野に方針を立てておきましょう。
未来の家計の変化をあらかじめ考慮しておくことで、将来どのくらい貯蓄が可能か、住宅ローンはどの程度が妥当な返済額かも見えてきます。
家計にどの程度の余裕を持たせるかは様々ですが、ローン返済と貯蓄が確実にできるよう、住宅の建築費を無理のない予算で検討することが大切です。



自己資金は多い方が安心、 住宅性能も妥協しない

 住宅を購入するタイミングを考える上で外せないのが、自己資金をどれだけ用意するかという問題です。
現在は住宅ローンの金利が低く、種類や条件によっては多額の融資を受けられる場合もありますが、借りられるからといって無理は禁物。
頭金と諸費用を含め、おおむね総額の約20%を準備するのが望ましいとされています。
可能であれば親からの贈与を受けることも選択肢のひとつ。
自己資金が多いほど返済額や金利が抑えられます。我が家のライフプランを踏まえながら、最適な購入時期を探ってみてはどうでしょうか。

 収入の増減や金利の動向など、将来の予期せぬ出来事にも備えたいもの。
いざというとき困らないためには、余裕のある資金計画に加え、建てる家の質も重要です。
「FPの家」は優れた住宅性能で光熱費を低減できるとともに、経年劣化が少ないことが特長。
不動産としての資産価値を維持しながらランニングコストを抑え、将来にわたって家計に安心感を与えることができます。

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山下輝雄
専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

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