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コラム

住宅購入の適齢期 -住宅ローンとともに考える-

2016年3月11日

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え住宅ローン 固定金利住宅ローン 審査

住宅の購入を考える際の大きなポイントのひとつが「何歳で家を建てるか」
という問題ではないでしょうか。
住宅ローンの返済計画はもちろん仕事上のキャリア形成や出産・子育てといった
ライフプランにも大きく影響をすることだけに十分慎重に検討したいところです。
今回はライフプランからみた住宅購入年齢の考え方を取り上げます。


●最多の購入時期は30~40代、ただし適齢期は千差万別
現在の住宅購入の中心は30~40代ですが、これは年齢に限らない
ライフプラン上の要因が考えられます。
ひとつめは仕事面でのキャリアが固まりつつある人が多いこと。
ふたつめは結婚や出産を迎える世代が多いこと。
ローンの返済計画や家庭の将来図が描きやすい時期を迎える人が平均して多い
年代ということになります。
住宅購入とローンの計画は年齢にかかわらず慎重な検討が必要ですが、
より若い年齢での購入や40代以降での購入が合理的な選択となる場合もあります。
購入時期に応じて長短があるため、仕事と家庭の両面からタイミングを考えるのが良いでしょう。

20~30代前半での購入では、ローン完済を早めに設定し老後の負担を軽減したり、
または期間を長めに設定して毎月の返済額を軽減するなど、
返済計画を柔軟に検討することができます。
この年代では転勤・転職や結婚・出産など将来計画に不確定要素が残る場合も多く、
現実的な将来図を十分に見定めているか振り返ることが大切です。
 一方、子育て期間中は賃貸住宅などで暮らしながら資金を貯め、
子供達が独立してから住宅を購入するケースもあります。
仕事や家庭の忙しさが一段落し、
夫婦水入らずで好みの立地やスタイルにこだわった家づくりを楽しむのも魅力的ですね。
この場合は、賃貸住宅に住む期間の家賃負担がかかる
こと、ローン返済が老後の負担にならないことを留意しておきましょう。
 仕事と家庭の環境は千差万別であり、
購入適齢期は一概には言えないということになります。
家計に過度な負担をかけず将来を描く素敵なきっかけとなるよう、
我が家に合った時期を話し合ってはどうでしょうか。


●購入時期に関わらず、確かな資産価値のある家づくりを
 
住宅の購入年齢に関わらず重視したいのは、
末永く安心して暮らせて十分な資産価値が保たれる住まいであること。
家が長持ちすることは老後の暮らしの安心や住み替えを検討する場合にも必須条件です。
とりわけ基礎や構造部分と住宅性能は精度の高い確かな施工が重要。
「FPの家」は性能劣化がほとんどなく全国各地の工務店が研究を重ねて
家づくりに取り組んでいるため、自負を持っておすすめできるのです。

山下ホームの家づくり-安全で長持ちする家-

この記事を書いたプロ

山下輝雄

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄(株式会社山下ホーム)

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