～中古マンションはリフォームが必要なのか？～

2012年3月18日公開 / 2014年6月4日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：中古マンション注意点

≪築年数にもよるが、買った人の多くがリフォームしている≫
中古マンションを買ってリフォームする人は大勢います。
築20年を超えると約80％が、築10～20年以内の人も65％が何らかのリフォームをしています。それも単なる内装の模様替えにとどまらず、キッチンセット等水周り機器の取り替えを含む、かなりの大掛かりなリフォームをしている人が多く見られます。ビニールクロス等は住み始めて5、6年もすれば汚れが目立ってきますから、新鮮な気持ちで入居するために築10年ぐらいでも張替る人が多いと思われます。また、カーペットをフローリングに変える人も多いでしょう。

≪設備機器は15～20年取り替えの時期がくる≫
キッチンセット、トイレ、バスといった水周りの設備機器は、15～20年ぐらいが取り替えの時期。古くなってガタついてくるとともに、汚れも目立ってきます。古いマンションだと給排水管がさびてくると言う切実な問題もあります。また、古い機器は機能的にも最新の機器と比べるとかなり劣るのが現実。ショールームなどで最近の設備の体験してみて、この機会に新しい機器を導入したいと思うのは自然のなりゆきではないでしょうか？
≪暮らしに合わせた間取りが実現する≫
購入したマンションの間取りが自分達の生活や家族構成に合わないと言う人も多いでしょう。マンションの間取りはそもそも画一的なものが多いので、それを自分達の暮らしに合わせて変更するケースが増えています。間取りに暮らしを合わせるのではなく、暮らしに間取りを合わせると良いと思います。
住む所とは、毎日の生活をおくる所です。ストレスなく幸せな暮らしをおくりたいものですね～。
参考

≪設備・内装の取り替え時期≫
ビニールクロス　約10年で張替を検討
カーペット　約6年～10年ぐらいで張替を検討
ガス給湯器　10年ぐらいで取り替えを検討
室内ドア　10～20年ぐらいで取り替えを検討
水栓　10～15年で取り替えを検討
換気扇　10～20年で取り替えを検討
キッチンセット、バスルーム、洗面台、トイレ　15～20年で取り替えを検討
コンセントなど電気設備　15～20年で取り替えを検討

☆購入後、設備機器を取り替える可能性があるので、情報誌などで最新設備の情報を集めて、検討しておきましょう。また、お金もかかるので、修繕計画書等を作成をしておくとベストだと思います。
当社ではリフォームや建物内装解体も行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。