～住まいの平均寿命～

2011年4月13日公開 / 2014年6月4日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

よく、このお家はあと何年ぐらいもつの？って聞かれます。
はい　ズバリ、手入れ次第です。
木造、鉄骨、プレハブ等工法は様々ありますが、それぞれ格差は出てくると思いますが、一言で言うと手入れ次第ですね！
ここで、わたしの思ったのですが、日本の住宅は平均寿命短くありませんか？
住まいの平均寿命を見ると日本は約30年、アメリカは約55年、イギリスは約77年なので他国にくらべると極端に短命であると思われます。
建て替える度に貴重な資源を消費し、大量の産業廃棄物をだしています。
これではいけません。限りある資源を大切にしなければいけません。
日本人の「もったいない」の精神を生かして「いいものを作ってキチンと手入れをして長く大切に使う」と言う事を考えないといけませんね～！
日本人の御先祖様たちが作りあげた、「世界最古の木造建築物法隆寺」は約1300年以上建っていると聞きます。何とそのヒノキの柱をカンナがけすると、真新しいヒノキと同じ爽やかな香りがしてくると言います。凄いですね～！この木材の持つ、時間の経過とともにどんどん熟成し、その強度を増してくるという特性もあるそうです。
古民家再生がブームなのは分かるような気がします。
私はお城が好きで良く県外に行った時に色々なお城を立ち寄ります。
お城は良いですよ～♪
石垣から門をくぐりぬけて入城し、階段をあがってたどり着く天守閣の眺めは100ドルの夜景に値する眺めです。良く考えて作ってありますし、様々な工夫やアイデアがなされています。
日本人の良いアイデアや工夫をいかしてある価値ある建造物を、自分達の子供達に残していきたいものですね～。