ハイズの家づくりセミナー
住宅購入を考え始め、建築会社さんに行くとまず言われるのは、
‟土地はお持ちですか?”
‟検討している土地はありますか?”
さらに
‟まずは土地探しですね、土地がないと図面が描けませんから”
正論といえば正論です。
土地を活かした建物を設計することは大切です。
しかしその言葉を鵜呑みにして土地探しをスタートするのには落とし穴があるのです。
希望を詰め込んだ土地は価格も高くなる
営業マンの言葉を信じて土地探しをスタートすると、今の時代情報がたくさんありますから、インターネットや媒体などを活用して希望の土地を探されます。
その時必ず希望の条件がありますよね。
例えば、学校が近い・買い物が便利・職場への通勤距離・公共交通機関へのアクセス・病院が近いe.t.c
自分たちの希望を満たしてくれる物件は大抵価格が高くなることが多いです。
しかしながら土地代金には他に必要な費用も出てくるのを忘れてはいけません。
そうした金額も加味して‟土地価格が高くなったけどしかたがないね、建物で少し節約しよう”
そこが失敗の始まりなのです。
家を建てたい=まず土地購入ではない
建物にも諸経費がかかります。
多くの場合は土地に掛かる諸経費よりも建物に掛かる諸経費の方が大きい金額になります。
よく勘違いされるのが
住宅購入=土地代金+建物費用 と考えられる人が本当に多い。
こう考えている人はまず失敗されています。
実際は
住宅購入=土地代金+諸経費+建物費用+建物関連費用+外構費用+銀行諸費用+火災保険+登記費用+α
と多くの費用が掛かります。
そしてこの費用のバランスを考えることが重要なのです。
住宅購入を始めるとき最初にやるべきことは
住宅購入を考えた時に一番最初にやるべきことは予算を決めること。
①:住宅予算を決める
②:住宅予算の使い道のバランスを決める(予算配分)
これが大切になってきます。
予算配分を考えることにより、自分たちにできること、できないことも見えるようになります。
また本当に必要なもの、あったらいいな、というような自分たちの希望や要望の優先順位も自然に考えられるようになりますよ。
住宅購入で猪突猛進のイノシシにならず、いったん立ち止まって冷静に考えることが家づくりにおいて非常に重要になってきます。
もし予算の計画がわからないという時はいつでもご相談ください。
建築士、ファイナンシャルプランナーなどのプロがお手伝いいたします。