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廣瀬貴志プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

自然の風

廣瀬貴志

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テーマ:暮らし


こんにちは。

今年の梅雨はひどい雨が続き各地で甚大な被害も出ていて、被害に遭われ今も困難に直面している方々へ心よりお見舞い申し上げます。

最近の住宅は性能も上がってきており、エアコン等の冷暖房の効きが良くなっていますが、私は冷房の風に弱くすぐに鼻水がでてきてしまいます。
そんな方も多いのではないでしょうか?

私はどちらかというと自然の風が好きで、天気の良い日は家の窓を開け気持ちの良い風を家の中に取り込むと、体に何か良いエネルギーが取り込まれるように感じるのです。

住宅の性能がいくら向上しようが、自然の風を家の中に取り込める計画はとても重要であり、家を長持ちさせる要因の一つだと考えられておりますし、住宅の“設計士”と言われる方々は何も言わなくてもそういう通風計画を考えながら間取りを考えてくれているのです。

しかしながら住宅相談をしていて、平面図を見ていたら“通風計画”がなされていない図面をよく見るようになってきました。

その原因と考えられるのが、
①住宅営業マンが図面を描いている。
②図面変更を繰り返しているうちに窓がなくなったりしている。

多くはこの2つの要因のことが多いですね。

①はローコストメーカーと言われる建築会社さんに多く見られ、設計の人間を雇用せず、人件費を節約しながら安く住宅を販売しています。
住宅営業さんはあくまでも販売のプロであり、図面を描く人ではありません。
なんちゃって間取りは描けても、根拠のない図面がほとんどです。

②は契約をしたいが為にお客様の要望を何も考えずにデメリットがあったとしてでも図面変更してしまうことが原因です。
“言ったことを反映してくれる”=“良い対応”では必ずしもないのです。

耐震や断熱などには指標がありますが、通風には建築時に基準がありません。
窓があれば風が入ってくるという単純なものではありません、しっかりと計画しないと風は入ってこないんですよ。

同じ金額を出すなら、“通風”の計画をしっかり考えた住まいを購入すべきですよね。
どうやったら通風計画がなされた住宅を計画することができるのか?
ご相談されたい方はまずお問い合わせくだい。

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廣瀬貴志
専門家

廣瀬貴志

住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社

無料の住まいづくり相談窓口を運営し、家を建てようとする消費者に工務店や不動産業者の選び方などポイントをアドバイス。老舗建材商社の取引ネットワークを生かし、第三者の客観的な視点から的確な情報を伝える。

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