自然の風
地震への備えは「防災グッズ」「耐震補強」「家具の転倒防止」等々...
転倒防止の金具を家具に設置する時、
壁のどこに取り付けるかが一番重要なのです。
落ちてきたら困る時計や、重量のある物を置く棚なんかを壁に取り付ける時も、壁のどこにネジ・釘・ビスを打つかは「柱のある部分」ですね。
柱がないところは、薄い壁材。
抜けてしまう可能性高いですからね。
抜けた後は、穴だって空いてしまいます。
昔の家だと、柱が室内に見えてたから、そこに取り付ければよかったのですが、今は柱が壁の中に隠れてしまってるので、どこにあるのか見えない。
そんな時に便利な道具が「下地探し!」という商品。
ホームセンターやインターネットでも千円くらいで売ってます。
細い針を壁に突き刺すのですが、
柱の無いところだと「ス~」っと針が入りますが、
柱があるところだと「針が入っていかない...」と分かります。
これでチェックすれば、壁の中に隠れてる柱がどこか、
大工さんに確認してもらう必要もありません。
では、「下地探し」に千円使うのは勿体ない!
そう思う方には、「感覚」「聴覚」を研ぎ澄ましてください。
そして、壁を指で「コンコン」と横に叩いて行ってください。
柱のあるところと、無いところとでは、感覚と音が変わります。
ネジや釘、ビスを打つ必要がない方でも、
自分の「感覚」と「聴覚」を試してみてくださいね。
「感覚」と「聴覚」に自信がない方は、
是非、便利な道具を利用くださいね。
万が一の安全は準備しておきましょう!