たるみに対してPRPがなぜ有効なのか
よく「歯茎がやせる」と表現されるように、歯茎(歯槽骨)も加齢とともにしぼんできます。
こうなると口もと全体が奥に引っ込むことになるので、結果的に鼻の下が長くなり覆いかぶさってくるため上口唇は薄く、一方下口唇は特に口角に近い部分が内側に入り込むためここに段差ができやすくなります。
これは口角のたるみやマリオネットラインが目立つ方に見られる傾向だと感じています。
なので、このタイプの方にPRPFを行う場合は口唇にも厚みを持たせるように注入することが重要なポイントだと思います。
もちろん、いきなりタラコ唇にするわけではなく、あくまでご本人のご意向をお聞きしたうえで控えめにしています。ただ、時には口唇にまで目を向ける必要があるということを知っておいてください。