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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

眼瞼黄色腫というもの

木村哲治

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テーマ:その他

上眼瞼あるいは下眼瞼またはその両方にできる、やや黄色みを帯びた肌色の扁平な腫瘍のことをいいます。

良性のものですし急に大きくなるものではないので特別心配はありませんが、目立つ場所にできるので見た目がよろしくないわけです。

これは炭酸ガスレーザーで除去するのが最もよい治療だと思います。除去した部分はポッカリと穴があいたようになるので初めはびっくりしますが自然に綺麗に治るので問題ありません。ガーゼも当てないので違和感もあると思いますが、創部に負担をかけなければ洗髪や洗顔も可能です。別に濡れても構いません。

一般病院にいた頃は切除縫合していましたが、これだと腫瘍の場所や大きさにより眼瞼の形態が不自然になってしまう可能性が高いので限界がありました。一期に縫い寄せてしまうのでどうしてもいびつになるわけです。

炭酸ガスレーザーで除去した後は縫わずに解放にしておきます。はい、そのまんまです。これだと無理のないペースで傷が収縮して治るので引きつったりする心配がありません。腫瘍が大きくて一度に除去するのが難しい場合は分割して除去していけば大丈夫です。

当院では自費診療となりますので費用は24,000円〜です。気になる方はまずは診察からお願いいたします。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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