たるみ治療における盲点
ダーマペン4で皮膚に小孔を開けながら同時にPRPFを塗布して刷り込む治療があります。以前、紹介したことがありますが内容を改訂して再掲いたします。
これはたるみに対して行うような「深部に支えを造る」というよりも、肌質改善や肌に張りを持たせる治療だと解釈していただいた方が適していると思います。これまでの経験から俗にいう「ミカンの皮のような肌」やニキビ跡、細かなシワが多数あるようなしぼんだような肌に対して有効な印象があります。
真皮層を刺激するので施術中は出血します。人によっては結構出ます。いわゆる美顔目的の目立たないダーマペン治療とは違うのでそのつもりでいてくださいね。
さすがにこれとて1回で完了することは少ないので数回行うことを前提にしますが、経過を見ながら進めるのでその施術間隔は数ヶ月おきです。
ダウンタイムは深めにダーマペンを行った場合とほぼ同じで平均1週間弱の赤みですが、目周りの小じわに対して行った場合は細かな皮下出血班が出るので、それが引くまでに約2週間みておいていただいた方がよいかもしれません。