この時期にはメディカルダイエット
以前掲載した「情報リテラシーを考える④」を改変して書きます。
さて、なぜ人から直接聞いた話よりもインターネット上の情報を信じてしまいやすいのでしょうか?
ネットの場合、多数の情報の中から無意識のうちに取捨選択をしています。おまけにザーッと中身を読むだけでまたパッパッと検索を繰り返します。ひとつずつ中身を熟読して理解を深めていく人は少数だと思います。
そうすると結果的にどうなると思います?
自分の気に入った情報(話)だけをどんどんインプットして、最終的に頭の中に残るのは幅広い角度から得た知識ではなく「自分に都合の良い情報の塊」ができあがるのです。
強固な塊ができてしまうともう他の声は聞こえません。
医師や周囲の人から直接話を聞く場合はそれが自分の気に入ったものとは限りません。気に入った(自分が聞きたい)話でなければその内容がどうであれ関係ありません。左から右へスルーです。
これも現代病なんでしょうかね。本当に危ないと思います。
スマホばかり見ている人は特に気をつけてくださいね。知らないうちに深みにはまり込んでしまわないように。