「効果の持続期間」の意味するところ

2022年4月29日

テーマ：その他

コラムカテゴリ：医療・病院

「美容医療ってどれもこれも効果の持続期間が思ったより短いなぁ・・・」って思ってるでしょ？

そうなんですよ。その感覚、正しいと思います。

これは何も医師がみんな嘘をついているわけではなく、そもそも医師と患者さんの「持続期間の定義・認識」がそれぞれ違うからなんだと思います。

つまり、医師は「効果が残っている間」を持続期間と認識しているのに対して患者さんは「1番効果のある期間」を持続期間と認識しているということです。

例えるなら、満タンにしたガソリンが減っていき給油ランプが点灯するまでを持続期間ととらえるのが医師で、目盛が半分を過ぎると「なくなってきた！スタンドに行かなきゃ！」と感じるのが患者さんなのです。これが良い悪いということではなくて、そういうもんだということです。

このズレを少しでも埋めたいという思いから、まだまだ不十分かもしれませんが私は効果のピークを含めてお話するように心がけています。

この記事を書いたプロ

美容医療のプロ

木村哲治（カメイクリニック富山院）

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