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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

PRPF治療のおさらい(治療翌日以降編)

木村哲治

木村哲治

テーマ:PRPF(多血小板血漿治療)

皮下出血は治療当日よりも翌日以降に目立ってくる傾向がありますが、不思議なもので全く出ない人もおられます。仮に出た場合でもその程度は人によりじつにさまざまです。一応、1番目立つのは1週間くらいで、消失またはほぼ目立たなくなるまでは2週間ほど想定しておかれるのが良いと思います。

術後の痛みはわずかです。勿論、感じ方は千差万別ですが、私が治療を受けた経験から言うと術後数日間は大きく口を開けた時や笑った時、洗顔時などに少し鈍い痛みを感じましたが鎮痛薬を必要とするレベルではありませんでした。鎮痛薬は確か念のため術直後に1錠飲んだだけだったと記憶しています。

術後2週目に再診していただきます。丁度その頃は皮下出血などによる術後のむくみがほぼ引いた時期でもあるので、それまでよりもややしぼんだ印象を受けます。事実「術直後または翌日が1番張りがあって良かった」と言われる人が多いのですが、これは正常な経過なので全く心配ありません。注入部分での再生が進むにつれてまた張りが出てきます。

個人的印象では平均4ヶ月ほどで再生はストップしてその状態をキープします。再生したものはそう簡単にはなくなりませんが、治療していない周囲の加齢変化の影響は大なり小なり必ず受けますので、永久とはいきません。そこはやむを得ないとご理解ください。と言うか、たった1回しか注入していないのに永久に残るものがあるとしたら考えようによってはかえって怖くないですか?私はちょっと怖いですね。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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