しみ・そばかすなどにはレーザーが1番！・・・とは限らない

2022年1月9日

コラムカテゴリ：医療・病院

確かに、しみ・そばかすが目立っている（≒色が濃い）人ほどレーザー治療の効果は実感しやすいものです。
あ、この場合の「目立っている」というのは、あくまで私（医師側）から見た印象のことを意味するもので、患者さんご本人がどのくらい気になっているかということではないのでご了承ください。

で、色が薄めの微妙なものだとフォトフェイシャル（IPL)では変化が乏しいし、たくさんをレーザーで治療するとレーザー後の色素沈着が出た場合に未治療部分と既治療部分が後で判別し難くなるという問題点があります。

こういうタイプの人には光治療ではなく例えばゼオスキンをはじめとした「塗る治療」の方が時間はかかったとしても結果的に綺麗になるように思います。

ま、実際には「光か塗るか」という単純な2択でもないのですが、少なくとも「レーザー類1択！」ではない場合もあることを知っておいてくださいね。

この記事を書いたプロ

美容医療のプロ

木村哲治（カメイクリニック富山院）

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