コラム
主役は自分自身の血液(血小板)
2019年6月29日
近年、「各種成長因子を含む」とか「細胞再生」を謳った製品が幾つか登場しています。これらは既に製品化されているためPRPFのように採血をしなくても使用可能であり、また実施に際して厚労省の許認可を必要としません。
これはすなわち、患者さん自身から得られた細胞(ここではザックリとこう表現します)を使用した製品ではないこと・法律というハードルが課せられていないため誰でも施術可能、ということでもあります。
PRPF治療はb−FGF(繊維芽細胞成長因子)という薬剤を適正量加えて実施しますが、あくまで主役は治療を受ける方自身の血液成分であり、これがなければ意味をなしません。
そのため、PRPFを行なう前には必ず採血をして、その方の血小板数その他を確認して治療計画を立てるようにしています。
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