医療用制汗剤「パースピレックス」
10月25日・26日は東京(品川)で開催された日本美容外科学会(JSAPS)に参加してきました。
学会ではヒアルロン酸その他の製剤による注入治療の合併症などに関しての議論が熱を帯びていました。
これらを通して私があらためて心に誓ったのは「吸収されない成分を含む注入剤は使用しない」・「ヒアルロン酸も決して無理はせず控えめに注入する」ということです。
もし注入によって血管閉塞が起こると皮膚壊死だけでなく失明に至る場合さえあります。たとえそれが万が一だとしてもその深刻さは言う間でもありません。
正直言って、ヒアルロン酸注入はあまりにも一般的になったためにそのリスクが忘れられがちになっているように感じます。
今後も正しい情報を発信していきたいと思います。