コラム
情報を共有することの重要性
2018年6月11日
どんな診療科でも問診票というものがあります。
美容医療でも例外ではありません。
はっきり言いますが、これを適当に記入している方が非常に多いように思います。
いや、記入しているならまだしも省略し過ぎていることもしばしばです。
問診票は患者さんご自身の大切な情報提供書です。
確かにこういう類いの書類に記入するのは面倒なものです。書いている途中で診察室に呼ばれたり、詳細に記入しようと思っても書くスペースが充分ではなかったりします。そのような時はごく簡単に記入するにとどめて、診察時に詳細を教えて頂くと助かります。
で、中でもよくあるのが他院での治療経験に全く触れないケースです。
その時期や治療内容に関係なくこの情報は非常に重要なのです。
なぜなら以前の治療が次に予定している治療に影響する、もっと言えば妨げになることもあるからです。積極的に告げないことによって自分で余計なリスクを増やしてしまうことにもなりかねません。
決して以前の治療の是非を問うためのものではないので、皆さんには情報の共有に是非ご協力いただきたいと思います。
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