いわゆる茶アザ
代表的なのはQスイッチルビーレーザーによる治療です。
特に老人性色素斑に対してはベストな治療です。
写真のようなしみに例えばフォトフェイシャルを何度しても綺麗に取ることはできません。
ルビーレーザーの場合、レーザーした部分がうすいカサブタ状になり、1週間ほどでこれが自然とはがれてきます。大きなしみの場合はもう少し日数がかかることもありますが。
かさぶたが取れるとその下にはピンク色がかった新しい皮膚ができています。そうです、しみが取れてお肌がリセットされたのです。このピンク色も自然に肌色になりますが、中にはそうなる前に再び茶色くなってしまうことがあります。
でもこれはしみの再発ではありませんので、通常はまたレーザーを当てる必要はありません。
ではこれは何か?と言いますと、レーザー後色素沈着と呼ばれるもので、私たちアジア人には珍しくないものです。レーザーの刺激によるものか?とも言われますが、じつは原因は未だによくわかっていません。しかしまったく色素沈着が起こらない方もおられますので、どうもこれはレーザーよりも肌質の影響が強いのかもしれません。
いずれにせよ、この色素沈着も自然に消失していきます。
普段お勤めの方で、「レーザーしたいけど人目が…」という方は、ゴールデンウィーク前にある程度まとめてレーザーをされる方がよいでしょう。