フローリスト5月号に掲載いただきました。
倉敷より高橋洋子先生をお迎えしてのスペシャルレッスン。
本日の午前のレッスンは、
昨日に第1部に引き続きの第2部でございます。
本日もたくさんの受講生の皆様がお集まりくださいました。
いつもありがとうございます。
高橋先生はお花のオリンピックと言われる
ワールドカップで日本代表として出場され
第3位になられたこともある
世界に誇るフラワーデザイナーでいらっしゃるのです。
私にしてみれば、お話できるだけでも光栄な感じでございまして
ご縁をいただき
ここ花まつにわざわざお越しくださって、
直接指導をしていただけることは
本当に嬉しくて、びっくり驚きの出来事なのです。
先生には高岡にて宿泊をいただいたのですが
昨日のNHKの朝一という番組で、
ちょうど「富山県の高岡」が取り上げられていて
それをご覧になった先生は、ことのほか
「高岡に来るの楽しみだったの…」と、お越し下さったのでした。
番組でも取り上げられていた
高岡には「日本三大仏の一つ」と言われている
実は鎌倉大仏様より大きな、
銅器の大仏様がいらっしゃっるのです。
先生は今日の朝
早速とお参りに行かれたそうです。
私はすぐそばに住んでおりますので
近いうちにお参りに行こうと思ったのでした…。
高岡はドラえもんの作者の藤子不ニ雄さんの生まれ故郷でもあり
ドラえもん電車も走っています。
お魚は美味しいし
立山連峰の見える風景は見事で美しく
まるで日本にいながら
スイスでアルプス連邦を眺めているよう…
富山、高岡いいところ、一度は是非どうぞ…、でございます。
あれっ、ちょと話はずれてしまいました。
さて、今日のレッスンは、「春一番の庭」
焼ワイヤーを使って篭を編み
篭の中に
球根性の春一番に咲く花 水仙 ムスカリ パンジーなどを入れて
アイビー 菜の花 土佐水木 を加えて
イースターまで 春の訪れを楽しみましょうといったデザイン。
焼ワイヤーでどうやって篭を編むのか?
これは、私どもは今までに勉強したことのない作業だったのです。
へええ、ふううん…、といった感じで、先生の指示に従い
各自、作っていったのでしたが、
受講生の一人の私ですが、どこか大事な箇所を
聞き漏らしたらしく、先生のように美しい網目になりません。
まあ…。あーあ…。
でも、きっと次に作るときは、
もっと慎重に丁寧に、規則に準じて作れる私になったはず、
大丈夫と、言い訳を自分にした次第です…。
そしてレッスン中にはテクニック指導のほかに
ためになるお話もたくさんしてくださったのです。
高橋先生語録をちょっとだけ…
「新しいことを学ぶことは、
年を重ねると尚更に億劫になりますよね。
自分本位で自由にしている方が、らくですもの…。
ただ、誰かにものを習うと言うことは
人の話を聴く、
人の意見を聴ける自分となる
訓練をしていることとなりますので
大事なことですね。…。」
はい、先生確かにでございます。
とっても素敵なデザインをご指導くださって
素敵なお話をいっぱい聴かせて下さって
私ども受講生一同は
充実した、気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。
心が豊かになりました。
深く感謝でございます。
本日のレッスンは
寒い冬から暖かな春に移るこの佳き季節に
植物の息吹と一緒に、自分もまた
新しい芽を出し、美しい花を咲かせ、実を結ぶ一年となるような
そんな予感を感じさせるような
とってもありがたいレッスンとなったのでした。