お花の選び方④<この季節に合った花飾り>

石崎弥佳

石崎弥佳

テーマ:フラワースクール

今年も残すこと20日となりました。
さて、心が騒がしいのは私だけでしょうか。
年賀状はどうしましょうか?
ご挨拶に今年中に行きたい先があります。いつ行けるでしょうか?
その前に子供の学校では、個別面談があります。
チュウリップの球根をお庭に植えないといけません。
なぜか穴の開いた球根を、私は大量にもっておりまして・・・。
庭の自動潅水装置、取り外さないと去年のように凍って壊れる。
大変です。私は今年中に自動車免許を更新しないといけないのです。
はああ・・・。


さて、いろいろしないといけないことがいっぱいのこの時期には
お花をいっぱい飾って、少しでも心の平穏を求めることをお勧めいたします。
次に何から始めたらいいか
ゆっくり優先順位がつけられる「隙間」が取れるのではないのでしょうか。

お花は、この時期すごく長く楽しめます。
慌しくなる前に、是非ゆっくり時間をとって、お花を飾ってください。
今日お集まりいただいた受講生の皆様と
今年一年を振り返りながら楽しくお花を活けたのでした。


今日のプロフェショナルコースのテーマは「南国の風景」
はあ?と疑問に思われるかも。
プロフェショナルコースでは
通常は、外の景色の彩りを家の花飾りにもと、推奨している授業です。
春には桜とつつじの彩りで色合わせを提案します。
夏には水辺の植物の彩りで、涼を表現します。
秋には秋の紅葉の彩りで色合わせをします。
冬には・・・。

冬に外の景色と一緒な風景を、家の中で飾ってみると
どうもこの北陸では、家の中まで寒いと感じてしまいます。
なので、南国の12月の風景を再現すると、
とってもぽかぽかあったかく感じるのです。
沖縄の夏ではなくて、沖縄の冬の景色の彩りで・・・。



ナチュラルカラーリストの私の先生である草木先生から
この彩りがいいよと、参考風景写真をいただきました。
その写真3枚。

①緑のしだがふさふさと茂っている写真
②海と空と岩の風景。
③それから、私はあいにく名前をしらないのですが
 こんなにいろんな色の実が一本の木になっているの?という不思議な木の写真。

その実の色ですが、赤・オレンジ・黄色・白・ピンク。
すごいのです、かわいいのです。ほのぼのします。
一度本当に、この季節にこの木に会いに行きたいと心が動きました。

この木の実は色の取り合わせに絶対間違いがなく
おしゃれさんなんです。こんなにいっぱいの色を使っても・・・。
自然の色彩をお手本に
今日はこんなに色とりどりで花合わせを挑戦してみたのでした。



この年の一つづつの実りを感謝しながら
来年がより豊かな一年となるように願いを込めてお花を入れる。
クリスマスが楽しみになります。
迎える春が楽しみになります。
なにより、家に帰ってこのお花を見ると心と体があったかくなります。

とっても素適な花合わせ。よろしければお試しください。

今日の花材の色・品種名・産地

とくさ 大阪府
ガーベラ オレンジ ゴールドフィンガー 静岡県浜松
ガーベラ 赤 リョレキ 福岡県
チョコレートコスモス 三重県
千日紅 白 佐賀県
オンシジュウム オブリザタム 徳島県
スプレーストック ピンク 石川県金沢
利休草 福岡県





花まつフラワーアカデミー
フリーコール0800-700-8787
担当:石崎 弥佳(いしさき みか)
ホームページ http://www.mankaen.jp/


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お花の選び方①<最近の私の気づき>

お花の選び方②<11月のお勧めお花飾り> 

お花の選び方③<初冬の花飾り>

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石崎弥佳
専門家

石崎弥佳(フラワーデザイナー)

花まつフラワーアカデミー(万華苑)

北陸最大級の実績を誇るフラワースクールです。在籍10年以上の生徒さんが現在200名超え、年齢問わず通って下さっております。花のプロを目指すフラワー装飾マスターコースの修了生は400名を超えました。

石崎弥佳プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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