高岡山国宝瑞龍寺四津谷道宏ご住職 と 博多歴女白駒妃登美さんのパネルディスカッションが開催決定!
今日のテーマは「五月晴れの彩り」
五月晴れの新緑の美しい山に、桐の花が咲いた風景が
モチーフです。
桐の花をご存知でしょうか?
桐について調べてみるととても興味深く
「へええ」と、始めて知り得た事柄が満載。
で、受講生の皆さんには一枚の資料が作れました。
中身をちょっとだけ。
薄紫色の花。8~15mぐらいの大きな木。
もともと鳳凰が好んで止まる木ということで
格調があり神聖な木。
そういえば花札の12月の絵柄が鳳凰と桐。
桐は5月に咲くのにどうして12月?
それは「ピンからキリ」に掛けたから。
天皇家・日本政府・豊臣家・筑波大学の紋章にもなっている。
500円玉硬貨にも、パスポートの中にも・・・などなど。
あとは「ほととぎす」についての万葉集にまつわるお話。
これも一つだけ。
大伴家持さんはとくに「ほととぎす」が大好きだったようです。
越中でも家持さんは「ほととぎす」の歌を
立夏のころ、たくさん詠んでいるのです。
しかし、奈良の都と違い
実際越中では、ほととぎすの声を聞くことは稀だったようです。
私は聞いたことが無いのです。
で、越中に住む本日の受講生の皆様にも聞いてみたのですが、
皆様も今までに、鳴き声を聞いたことがないのです。
さて、聞いてみたくなったりしました。どこに行けば聞けるのでしょうか。
そんな講習の後に、アレンジを制作しました。
花材はなんとも美しいのです。
今日の作品はまた気品があり上品で美しい!
5月の風を感じる素敵な雰囲気に仕上げて下さったのでした。
遠めで眺めるのもいいのですが
近くで見ると、可愛いベルテッセンが3本入っているんです。
フラワーアレンジメントのプロ
花まつフラワーアカデミー 石崎弥佳の取材記事はこちら
http://mbp-japan.com/toyama/hana