恭賀新年
「尿酸値が高いなら、ビールを控えた方がいい」とよく言われます。ビールにはプリン体が含まれているためですが、実は注意すべきなのはプリン体だけではありません。
アルコールそのものが体内で尿酸の産生を増やす一方、腎臓から尿酸を排泄しにくくする方向に働きます。そのため、「プリン体ゼロ」のビール系飲料や、ビール以外のお酒なら尿酸値を気にしなくてよい、というわけではありません。
さらに、ビールと一緒に食べる肉類、内臓、魚介類などの食事、飲酒による総摂取カロリーの増加や体重増加も、尿酸値に影響する可能性があります。
尿酸値が気になる人に大切なのは、ビールだけを悪者にするのではなく、飲酒量そのものを見直し、十分な水分を取り、体重や食生活も含めて管理することです。
健康診断で尿酸値が高かった場合、とくに7.0mg/dLを超える状態が続く場合は、痛風発作がなくても一度医療機関で相談しておくと安心です。


