SNSの時代に“自分”を見失う若者たち

嗣江建栄

嗣江建栄

テーマ:その他

 SNSの普及によって、若者は常に他人と比較される環境の中で生活するようになった。フォロワー数や「いいね」の数が評価基準となり、自分らしさよりも他者にどう見られるかを優先する傾向が強まっている。その結果、自己肯定感の低下や孤独感、不安障害など精神的な問題を抱える若者が増えていると指摘されている。

こうした状況と深く関係しているのが遠隔医療である。近年、オンライン診療やメンタルヘルス相談サービスが広がり、SNS疲れや対人不安を抱える若者が自宅から気軽に相談できる環境が整いつつある。特に、対面で悩みを話しにくい人にとって、スマートフォンを通じた遠隔カウンセリングは心理的負担を軽減する効果がある。また、地方や医療機関が少ない地域でも専門的な心のケアを受けられる点は大きな利点である。

一方で、遠隔医療自体もデジタル環境に依存しているため、SNSとの距離感を適切に保つことが重要である。便利さだけでなく、若者が「本当の自分」を見つめ直せる支援体制が求められている。今後は、SNS社会で生じる心の問題を支える手段として、遠隔医療の役割がさらに拡大すると考えられる。

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