体が歪むと「心」まで歪む?無意識のストレスと「間違ったセルフケア」の罠

村上哲也

村上哲也

テーマ:健康

はじめに:人間の体は「歪んでいても動けてしまう」という罠


​車や自転車なら、フレームが歪んだりタイヤの軸がブレたりすると、すぐに動かなくなったりパンクしたりしますよね。
​しかし、人間の体は実に健気です。多少骨格が歪んでいても、筋力を無理に使って「なんとか動かせてしまう」
構造になっています…
​「痛くないから大丈夫」
「まだ動けるから大丈夫」
​そう思って無理を重ねてしまう事こそが、体の歪みをさらに悪化させる一番の原因です。
車や自転車は定期的に車検やメンテナンスをするのに、なぜ私達は「一生付き合う自分の体」のメンテナンスを後回しにしてしまうのでしょうか?

​疲労とストレスは「コップの水」と同じ。溢れる前に気づけていますか?

​「特に無理はしていないはずなのに、突然強い痛みが出た」という相談をよく受けます。
しかし、それは決して“突然”起きた訳ではありません…

​ストレスや疲労は、目に見えないコップの中に毎日「ポタリ…ポタリ…」と1滴ずつ溜まっていくものです…
​1滴ずつでは変化を感じにくいため、自分自身で気づくのは困難です。
そして、コップの縁まで水が満ち、ついに溢れ出たとき……それが「強い痛み」や「自律神経の不調」「取り返しのつかない病気」という形となって現れます(-_-;)

​さらに問題なのは、体が歪むと「心や感情」まで歪んでしまう事です。
姿勢が崩れて呼吸が浅くなると、脳への酸素供給が減り、視野が狭くなって感情の余裕がなくなります。

「最近イライラしやすい」「心に余裕がない」と感じているなら、それは心ではなく「体からのSOS」かもしれません。

危険!ネットやYouTubeの「健康法」が逆効果になる理由

​「腰痛を治したくてYouTubeのストレッチを試した」
「TVで流行っていた運動を毎日やっている」
​健康意識が高い方ほどこのような努力をされていますが、実はここに大きな落とし穴があります。
そのストレッチが、今のあなたの体の状態にとっては「逆効果(マイナス)」になっているケースが非常に多いのです!!

​ダイエットと同じで、体質に合わない方法を続けても効果が出ないどころか、体を痛めてしまい諦める原因になります。
​医療機関では、レントゲンや検査値など「目に見える部分」を主に診ますが、本来人間の体は千差万別です。

​どのような生活環境か?
​どんな性格で、どのような感情(怒り、不安など)を抱えやすいか?
​日常的に何を食べているか?
​本来は、これら「あなた自身の個性」を知ることなしに、正しいメンテナンスはできません。

​まとめ:まずは「自分の体」の現在地を知ることから

​痛みという症状は、悪者ではありません。
限界を迎えた体が「もう限界だから、何とかして!」と発している愛あるサインです。

​一番大切なのは、流行の健康法に飛びつくことではなく、「今の自分の体と心がどういう状態にあるのか」を正しく知る事。
​「最近体が重い」「セルフケアをやっても良くならない」と感じている方は、コップの水が溢れ出す前に、
一度ご自身の体とじっくり向き合ってみませんか?

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村上哲也
専門家

村上哲也(鍼灸師、整体師)

つなぐ手治療院

20年以上にわたり、数多くの体の悩みに向き合ってきた鍼灸師・整体師。慢性的な痛みや、頭痛、自律神経の乱れによる不調、明確な原因が特定できないケースまで、豊富な経験を生かして丁寧に対応しています。

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