住宅ローンから事業資金まで、気軽に相談できるお金と不動産の”よろず相談所”（1/3）

土地・建物を担保にお金を借りる不動産担保融資で、個人、法人の資金調達をサポート

　「家計のやり繰りで行き詰まっても1人で抱え込まないでください。家という資産を上手に活用して、ご家族の幸せを支えるお手伝いをします」と話すのは、「TSコンサルティング」代表の志浪隆文さん。個人の資金調達から中小企業・個人事業主の運転資金・設備資金の融資案件を手掛け、設立から4年間で実績は150件を越えました。

　特にニーズが高いのが不動産担保融資です。土地・建物を担保にお金を借りることができる仕組みで、調達した資金使途は原則、自由な点が特徴。使い道が自宅の購入・増改築に限定されている住宅ローンと違い、事業の運転資金、納税資金や生活費に充てることもでき、多くの場面で利用されていると言います。

　「コロナ禍以降は、業績が落ちて給与が減るなど『住宅ローンの返済が難しくなった』という方が急増しています。家庭内の収支や借入額など二つと同じケースはありませんので、しっかりとお話を聞いた上で対策を導き出します」と志浪さん。個々の事情や心情に配慮し、丁寧に向き合っています。

　「状況をお伺いするとともに不動産を評価し、必要な書類をそろえた上で、貸し付けてくれる金融機関をご紹介するというのが大まかな流れです。単に金融機関を繋ぐだけでは心もとないという方もいらっしゃるので、融資のご相談をされる際にオンライン面談やご相談者と対面で面談することも多いですね」

　また、教育費を補助してくれる制度を調べたり、現在の職業やこれまでの経歴を聞いて、収入アップや安定に役立つ資格や仕事を提案することも。「お客さまの人生に寄り添うことが信条」と語ります。

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