分譲マンションと民泊問題
こんにちは。
今日はまずお知らせをさせていただきたいと思います。
9月から10月末まで、弊社の一級建築士と不動産のプロが、
皆様の検討されている中古マンションの内見にご同行いたします。
http://mbp-japan.com/tokyo/totakukikaku/seminar/
お問い合わせ、お申し込みはお電話で!
宣伝はここまでとさせていただき、、、本題へ入りたいと思います。
さて中古マンションの購入のアドバイスも今日で5回目となりました。
今日は、住戸へ入ってみましょう!(前編)をお送りいたします。
まず用意するもの・・・住戸の平面詳細図のコピー、メジャー
寸法や気がついたことなどを図面に書き込みしたり、写真を撮ることもよいでしょう。
①玄関ドアの鍵は3本ありますか?
一般的に3本一組です。また、過去の利用者による合鍵の心配をされる方は、マンション側
マスターキーと連動した新しい鍵を作成したい旨を管理組合に伝え、確認してください。
②玄関ドアは対(耐)震型ですか?
対(耐)震型は震災時に必ず開けて避難することができるようになっていますが、
一般のドアですと変形により開けられず閉じ込められてしまうことがあります。
また、ドアスコープにレンズが入っていることを確認するために覗いて見てください。
③玄関設置の下足棚はどうでしょうか?
靴や傘の収納容量は十分でしょうか。あるいは。大きなものと交換できるスペースが
ありますか?
④各室の床・壁・天井の仕上について確認しましょう!
仕上材(ビニールクロス・化粧材・塗装・天井ボード・フローリングボード等)、
接着剤は環境対応型(シックハウス・防かび・抗菌等)仕様で改装・修復されている
のか案内の方に確認しましょう。特にシックハウスについては建築基準法にて制限が
なされています。
⑤スイッチとコンセント
家具の配置を決めるために、各室のスイッチ・コンセント(電源・TV・電話)の
位置を確認しましょう。特に、冷蔵庫・洗濯機については高さ位置にも注意しましょう。
⑥各部屋では・・・
各室のスペース(平面的な広さ、高さ)を体感しましょう。天井の一部に梁などの低く
なっているところはありませんか?使い勝手と収容量に問題はありませんか?大体の考え
方でよいので、ぜひ、現場での家具配置の検討されることをお勧めします。
当社では、みなさんに同行し、同じ時間に違う目で点検、確認するシステムを用意しております。
ご利用ください。費用は、事前に内容打ち合わせによりお見積いたします。
★★本日のおまけ★★
設計図の意匠図の中に、矩計図(かなばかりず)があります。建物全体の断面を、
詳細に表している図面です。
この中には住戸における断熱を施す部分が表示されています。この断熱が、壁に
沿って表示され、そのまま天井スラブへと500ミリ程折り返されていることを確認
してみましょう。
もし折り返し表示がない場合には、冬場にヒートブリッジ現象にて内壁に結露を生
じる恐れがあります。
来週は住戸に入ってみましょう!(後編)をお送りします。
株式会社東拓企画
http://www.totakukikaku.jp