中古マンションの購入のアドバイス⑥
みなさん、こんにちは!
今日は大変暑い一日でしたね。
私のオフィスのある虎ノ門では昼前に気温が35度まで上がっていたようで。
水分補給をしっかりして夏を乗り切りましょう!
さて本日は「中古マンション購入のアドバイス」シリーズ3回めで
管理組合についてです。
ここで初めて管理組合という言葉をお聞きになる方もいらっしゃるかもしれませんので
念のため、簡単にご説明をいたしますと.....
管理組合とは
区分所有建物に必要な組織で建物共用部の保全管理が目的で設立されます。
任意と組合法人のいずれかに該当し、それは建物の所有者で構成され、
分譲マンションの場合はディベロッパーもくしくは
販売業者が組織を作り購入者は参加するだけのシステムになっています。
組合の役員は構成員から選出し、通常任期は1年となります。
というわけで、マンション所有にあたり非常に重要な組織なのです。
管理組合の運営次第ではマンションがスラム化してしまうのです!
そんなわけで、さっそく管理組合についてのチェックポイントを3つ上げてみましょう~!
① 管理組合主導で各専門業者が業務に携わっているか?
管理組合に携わっている業者の代表格として、管理業者、清掃業者、各種修理業者などが
ありますが、組合として自身のマンション(資産)維持管理に意欲を持ち幅広く専門家や
業者の意見を聞いて取捨選択し、自信を持って業務委託しているところが望ましいと思いま
す。
② マンションの修繕計画がなされているか?
今までの修繕・改修工事の記録・図面が保管されており、今後の短・中・長期の修繕計画が
準備されていることが理想です。毎月の管理費・修繕積立費及び今までの積立金と計画に
無理がないか把握されていることも重要です。また、近いうちに外壁や防水などの大規模
改修工事が予定されている場合には、戸別に一時金の徴収があるかもしれませんので確認
してください。
③ 理事長や理事に会ってみましょう!
気さくに会っていただくことができ、マンションの事、近隣や町内の事などいろいろ情報が
得られるとうれしいですよね。
さて今回の管理組合について、いかがでしたでしょうか?
最近では総会の出席人数がごくわずかで理事長をはじめ各担当理事を抽選や持ち回りで
決めているところや、弊社のような建築設計や不動産管理を行う企業に各種相談や
独自の計画立案を依頼し、年1回の建築士による建物点検を実施している組合もある
ようです。弊社でも管理組合運営等のご相談を承っておりますのでお気軽にお尋ねください。
当社では、みなさんに同行し、同じ時間に違う目で点検、確認するシステムを用意しておりま
す。ご利用ください。費用は、事前に内容打ち合わせによりお見積いたします。
近日中にマンション購入予定のある方には個別にご相談に対応させていただきます!
さて次週は、、、、★お盆休み企画★ 番外編!
「マンションの地震に対する性能」についてお送りいたします!
それではまた、次週月曜日にお会いしましょう。
●本日のおまけ●
マンションの端部にある住戸の場合、浴室が外壁際にあり、窓が付いているときがあります。
窓があると直接外気と触れることができ大変お得ではないでしょうか~?
勿論浴室いは換気扇があり換気できますが、違う味わいがありますし、住戸内全体で
自然の通気・通風に利用価値があります。
株式会社東拓企画
http://www.totakukikaku.jp