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田中慎一プロのご紹介
脱落の危険性がある吊り天井「特定天井」の耐震補強工事に全国で対応(3/3)
地域のシンボルである施設を守るため、吊り天井の耐震化を図る新構法も開発
2010年に法人改組し、2011年に1棟目の工場を、2014年には2棟目の工場を建設。現場で用いる鋼材の加工まで自社で請け負う体制を整えました。工場は、国土交通省から、適正な品質の建築鉄骨を製作する工場に対して与えられる「Mグレード(延べ床面積3000㎡、高さ20m以上)」の認定を受けています。
順調に会社を成長させてきた田中さん。一つ一つの現場に誠実に向き合ってきた結果、今があると強調します。
「『案件の大小は関係ない。常に質の高いサービスを提供してほしい』と、日頃から従業員にも伝えています。お客さまとの信頼関係が何よりも大事ですから」
フットワーク軽く、多方面からの要望に応えたいと少数精鋭で活動。ニーズの高まりを受け、力を入れていきたいのは特定天井における新工法の開発だと言います。
「耐震化にあたっては、つり材を既存の柱に接合しなければなりませんが、その方法は溶接するか、ボルト用の穴を空けて結合金具のブラケットを取り付けるかの2択です。ただし、溶接には火災のリスクが、ブラケットには耐久性が低下するリスクが付きまといます。これらを解消する第三の構法を検討しています」
地域の人たちが集う建物の安全性に配慮する田中さん。「講演会や発表会が催されたり、観劇や音楽鑑賞をしたりする施設は、地域の方にとってシンボルに違いありません。私たちが培ったノウハウでしっかり守り、皆さまの豊かな暮らしを支えていきたいですね」と語ります。
(取材年月:2024年2月)
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