テスラが変えたのは車ではない。「市場」の作り方だった

吉田秀次

吉田秀次

テーマ:自動車業界

テスラを見ると、改めて感じることがあります。
それは、「メーカーがメディアを持つ時代」ではなく、
「顧客がメディアになる時代」
が始まっているということです。

広告ではなく、発信したくなる仕組み

従来の自動車メーカーは、
テレビCMを流し、雑誌に広告を出し、
販売店が営業をする。
これが当たり前でした。

一方でテスラは少し違います。
紹介制度、SNS、オーナーコミュニティ。
そして最近では、X Premium(認証バッジ)まで話題になっています。
これは斬新すぎる仕組みです。

広告費を増やすよりも、
ユーザーが発信したくなる仕組みを作っているのです。

市場は「企業対消費者」ではなくなった

市場を見るとき、企業が売る。消費者が買う。
そんな単純な構図ではなくなっています。
一人のユーザーが情報を発信し、
その投稿を見た人が購入を検討する。

つまり、
個人が市場を動かす存在になりました。
市場は「企業対消費者」ではなく、
「人と人」が影響し合う場へ変わっています。

中古車市場でも同じことが起きる

私は買取業をしています。
この変化は中古車市場でも同じだと感じています。
これまでのように「高く買います」。
という広告だけでは、人は動きません。

市場がどう動いているのか。
輸出はどうなっているのか。
世界では何が起きているのか。
そうした情報を発信し、
判断基準を届ける人のところへ相談が集まる時代になってきました。

世界から見ると見え方が変わる

テスラのニュースは、自動車メーカーの話ではありません。
市場の作り方が変わっているという話です。
私はこれからも、
世界で起きている出来事を、中古車市場という視点から読み解いていきたいと思います。
価格だけでは見えない市場の変化を、
一緒に考えていけたらうれしいです。

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吉田秀次
専門家

吉田秀次(車買取業)

有限会社ソーシャルキャピタル

車買取店「ハッピーカーズ大田田園調布店」を運営しながら、査定現場の実情をブログで公開。後悔しない売却につながる業者選びの視点を紹介します。駆け引きに頼らない価格提示を実践し、地域で信頼を重ねています。

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