2022年2月22日(火) JIJICOに「花粉症対策はマスクだけで大丈夫? 東洋医学を活用して花粉症予防を!」が31本目のコラムとして掲載されました
◇清野医療システムカレッジ構想 第5報◇ 清野鍼灸治療システムコースのカリキュラム項目を作成中です 初心者クラス(全1回)は2024年9月29日(日)開催予定です
清野鍼灸治療システムコースのカリキュラムの項目や講習会の内容を編成しています。初心者クラスの講習会は、午後だけと考えていましたが、いろいろ伝えたい内容を検討していくと、時間がいくらあっても足りないようなので、午前中も講習会と致します。
具体的な日程案は第3報で公表していますが、初心者クラスを行う前の説明会は、別な日に設定いたします。
鍼灸治療システムコースは、全クラス9時入場17時退出とします。
講習会の時間は、午前は9時30分~12時、午後は13時~16時30分で、合計6時間とします。
初心者クラス(全1回) 第5日曜日
2024年9月29日(日)
初級者クラス(全3回) 第3日曜日
2024年10月20日(日)11月17日(日)12月15日(日)
中級者クラス(全4回) 第3日曜日
2025年1月19日(日)2月16日(日)3月16日(日)4月20日(日)
上級者クラス(全5回) 第3日曜日
2025年5月18日(日)6月15日(日)7月13日(日)8月24日(日)9月21日(日)
臨床者クラス(全4回) 第4日曜日
2025年10月26日(日)2026年1月25日(日)4月22日(日)7月26日(日)
指導者クラス(全3回) 第1日曜日
2026年10月4日(日)2027年2月7日(日)6月6日(日)
修了式・指導者交流会 2026年9月5日(日)
多くの先生よりご意見を頂戴して、カリキュラム作りを進めています。清野医療システムについての基本理念をご理解戴けないと、話を進めているうちに整合性が取れなくなり、理解することが困難になります。考えれば考えるほど、初心者クラスで伝えることがとても大切であり、内容も重要だと思うようになりました。それが、初心者クラスの講演時間を変更した理由です。説明会は、9月29日より早い日程で行います。
初心者クラスという名称だと、臨床経験が長い先生は、自分には必要ないと思うかもしれません。実際、鍼灸学校の学生さんが聞くような内容です。しかしながら、多くの人の話を聞いていると、学校で誤った見解を教えていることが、少なくありません。海外で学んでいる人も、間違った知識を持っいる人がたくさんいます。それは、教員の知識が間違っているからです。間違った知識を持った教員に教わると、間違った知識を持ったまま、医療人になります。その状態が蔓延しているからです。何が間違いで、何が正しいのかもわからない人がたくさんいます。その間違いが、どこから生じているのかを含めた話をする予定です。次代を担う臨床家に、正しい知識を伝承したいと考えています。
また、臨床経験が長い先生も、初心者クラスから受けて戴きたいと思います。技術を伝承したくても、用語がないため、会話が成立しません。技術を説明するために、私が作った用語はとても多いので、初心者クラスから学んで戴かないと、中級者クラスでは極めて理解が困難な講習会と感じることになります。この世界に入ったときに知っておけば良かった、3年目までに覚えておくべき内容だと必ず思って戴ける内容にしたいと考えています。
初心者クラスは、清野医療システムを学ぶ人にとって初心者という意味ですので、臨床経験の長さは考慮の対象ではありません。学生さんも、全クラスの受講が可能です。ただ、中級者以上は、臨床経験がないと理解が難しい面もありますので、受講を希望する人は、予めご了解戴きたく思います。受講対象者は、鍼灸師、医師、歯科医師や学生だけではありません。清野医療システムにご興味がおありの人は、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚師等の医療従事者のみならず、一般の人でも結構です。東洋医学にご興味がある人であれば、どなたでも楽しく学べるのではないかと思います。
現在、清野鍼灸治療システムコース全クラスのカリキュラム項目を作成中です。構想が出来上がったら、公表します。
令和6年(2024年)4月10日(水)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業78年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です
以下は、第4報に掲載した内容です。
◆清野医療システムカレッジ(清野東西医学融合システムカレッジ)◆を2024年9月から始めようと思っています。第3報では、鍼灸治療システムコースの日程案を提案しました。
現在、カリキュラムを作成中です。講習会は、9時30分~12時、13時~16時30分、合計6時間という長丁場です。6時間という時間は、話す方にとって大変長丁場ですが、聞く方にとっても辛く長い時間です。その点を如何に和らげるかについて、話し合っています。
講習会の内容は、病態把握方法や治療システムの説明だけではありません。針や艾の作り方、治療道具の管理方法、管鍼法や捻鍼法の基本、押手、刺手、艾の捻り方等々、鍼灸学校ではおそらく教えていないだろうという初心者向けの話も含まれます。また、日本と中国やその他の国々との、治療における考え方の違いなど、鍼灸治療をする人にとって知って戴きたい内容を、多岐に亘って取り上げます。
そのため、どのクラスでも1日で十分な内容を伝えることは不可能なので、10分から15分程度のビデオをいくつも作り、1か月かけてゆっくり繰り返し見て戴く方法を考えています。また、当日対面で行う6時間の内容は、リアルタイムで見られない人や聞き逃したところをもう一度見たいという人のために、次のセミナー前日まで見られるようにしようと思っています。
また、質問したい人のために、メールで受け付け、後で回答することも考えています。海外の人の事も考え、英語での質問も受け付けます。
短編ビデオの作成に取り掛かるところですが、正直なところ、何を知りたいと思っているのか、何が分からないのかが分からないところもあります。臨床経験が40年以上もあると、初心者の気持ちが分からなくなっているところがあります。
そこで、「この内容をやってほしい」というコメントを戴きたいと思うようになりました。受講を希望する人がおりましたら、下記アドレスに、どんどん送って戴きたいです。文章にしなくても結構です。
例 艾を捻るコツ希望、鍼の痛くない刺し方希望、経絡治療と中医学の違い希望、、、
清野医療システムアドレス seinosystem-a_m@jcom.zaq.ne.jp
ビデオを作れる作れないは別にして、今ある疑問をどんどん送って戴きたく思います。1年間かけて、理想の講習会を作り上げていきたいと考えています。
以下は、第3報に掲載した内容です。
清野医療システムカレッジの具体的な日程を考えました。
鍼灸治療システムコース日程案
初心者クラス(全1回) 第5日曜日
2024年9月29日(日)10時~12時
13時~17時 講習会
初級者クラス(全3回) 第3日曜日
2024年10月20日(日)11月17日(日)12月15日(日)
中級者クラス(全4回) 第3日曜日
2025年1月19日(日)2月16日(日)3月16日(日)4月20日(日)
上級者クラス(全5回) 第3日曜日
2025年5月18日(日)6月15日(日)7月13日(日)8月24日(日)9月21日(日)
臨床者クラス(全4回) 第4日曜日
2025年10月26日(日)2026年1月25日(日)4月22日(日)7月26日(日)
指導者クラス(全3回) 第1日曜日
2026年10月4日(日)2027年2月7日(日)6月6日(日)
卒業式・指導者交流会 2026年9月5日(日)
初級者以降の講習会時間
9時30分~12時 13時~16時30分 合計6時間 9時入場17時退出
上記日程案で開催することを検討しています。講習会のスタイルは、対面とオンラインのハイブリット方式を考えています。会場は、清野鍼灸整骨院内で行いますので、対面による参加者は18名までです。対面の方は調布までお越し戴くことになりますが、質疑応答が出来ること、技術を直接指導できることというメリットがあります。また、講習会終了後、希望者による懇親会を、毎回考えています。調布駅周辺には、お店が沢山ありますので、すぐどこかに場所を移せます。17時10分から19時10分頃の2時間程度を使い、様々な意見交換をして、理解を十分深めて戴きたいと思っています。
始めてみなければわかりませんが、体力面を考慮すると、このサイクルを5~6回するのが限度だと考えています。スタート年が64歳ですので、69歳か70歳までとすれば、終了時が71~72歳です。それ以降のニーズがあれが、YouTubeで行うことになると思います。ご興味がおありの方は、対面で行うのは5年限定だと考えて、受講計画をして戴きたく思います。
申し込み方法や受講料については、第4報でする予定です。
以下は、第2報に掲載した内容です。
2022年11月15日に、私の論文が掲載された本『応用細胞補完代替医療学・第2巻 -健康を補完代替医療に求めて-』が出版されました。論文のタイトルは、「東洋医療と⻄洋医療を融合するための病態分析法 −医療現場で治療法を選択する際に必要な共通の基本思想−」です。 https://taiyo-g.com/shousai293.html
40歳から研究を始めましたが、ようやく東洋医学に基づいた治療をするための理論が構築出来ましたので、その考えを掲載していただきました。人体(病体)を「6つの病態」に分類し、「経時的」視点と「時点的」視点で「病態把握」を行い、すべての医療従事者と共通の言語で連携し合うことを目的とした考えは、「清野医療システム」と呼称されています。私が、42年に及ぶ臨床生活と長年にわたる研究生活の中で作り上げて来た学問・鍼灸治療体系学です。歴史上初となる「鍼灸治療体系学」を構築するため、23年に渡り言語化に取り組んで来ました。この知識と経験を伝えるための講習会(カレッジ)を始めたいと考えています。
講習会(カレッジ)は、6コース考えていますが、鍼灸治療システムコースから始めます。このコースの全行程終了迄3年を考えています。参加希望者は、鍼灸学校教科書の鍼灸理論及び経穴学は、全て支障なく思い出せるようにして戴きたく思います。要穴は重要です。また、『霊枢』経脈編第十は、事前に全て確認をお願いします。知識や経験が多い人ほど、この講習会を受ける価値があると思います。ご自分が行っている治療法や考えが、どこに位置づけられるのか、整理できます。そのことにより、治療の再現性を確実に高くすることが出来ます。
治療システムですので、どの流派の治療を行っているかは、全く問題ではありません。治せる治療、治せた治療のすべてが、清野システムのどこかに当てはまるように作ってあります。
以下は、第1報に掲載した内容です。
◆清野医療システムカレッジ(清野東西医学融合システムカレッジ)◆
医療技術を伝承するためのコースは、以下の6つを考えています。
A.医師・歯科医師コース (西洋医療に東洋医療を融合させたい医師・歯科医師のためのコース)
B.鍼灸治療システムコース (体系化された鍼灸治療を習得したい鍼灸師・医師のためのコース)
C.徒手治療コース(整骨・接骨治療を習得したい柔道整復師・医師のためのコース)
D.瘀血治療コース (瘀血治療を習得したい鍼灸師・柔道整復師・医師のためのコース)
E.あん摩治療コース (あん摩治療を習得したい鍼灸師・柔道整復師のためのコース)
F.養正治療コース(東洋医学に基づいた養生法や運動法を習得したい医療従事者のためのコース)
最初は、B.鍼灸治療システムコースから始める予定です。指導内容を6クラスに分け、段階的に伝えていきます。
鍼灸治療システムコース (体系化された鍼灸治療を習得したい鍼灸師・医師のためのコース)
鍼灸治療初心者クラス 1日
鍼灸治療初級者クラス 3日
鍼灸治療中級者クラス 4日
鍼灸治療上級者クラス 5日
鍼灸治療臨床者クラス 4日
鍼灸治療指導者クラス 3日
理論を習得しても臨床を行ってみなければ体得は難しいため、講習会は毎月1回行い、残りの期間を臨床で確認するシステムを考えています。そのため、学生は初級者までです。中級者以上は、鍼灸師・医師の国家資格取得者に限定させていただきます。
鍼灸治療システムコースは、以下のように3年間を予定しています。
(1年目)初級~上級クラス 月1回1年間
(2年目)臨床クラス 3か月に1回1年間
(3年目)指導クラス 4か月に1回1年間
3年で20年の臨床経験を持つ人に匹敵する臨床家を育成できるシステムだと考えています。
基本的には対面方式を考えていますが、遠方の方のためにZOOMでの開催も考えています。
実現するためには、教科書の作成、運営方式の確立、協力して頂けるスタッフの確保などがあります。1年後をめどにスタートさせたいと思っています。
今回は、◆清野医療システムカレッジ(清野東西医学融合システムカレッジ)◆を2024年9月から始めようと思っているという意思表明です。
清野医療システムカレッジ構想 日程案 鍼灸治療システムコース2024年9月開始予定
http://seino-1987.jp/blog/%e5%bd%93%e9%99%a2%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/10666.html