日経新聞でも取り上げられた「RIA」って何?
スペースXは2026/06/12(金)に上場し、
公開価格が135ドル、6/12の終値が160.95ドルで19.2%の上昇でした。
上場2日目の6/15は192.50ドルで+19.6%もの上昇をしました。
※ 特定の銘柄の分析や推奨などではありません。
IPOとは何か?
IPO(Initial =皮切りの Public =公開する Offering=売出し)とは、例えばスペースX株を保有したい投資家が上場の前に証券会社に申し込みをし、抽選で当選すれば株主になることができるというものです。IPOに当選すれば、取得時の証券売買の手数料がかからず「公開価格」で株を買うことができます。
この2営業日だけを判定基準にすれば、IPOに当選した投資家は大きな含み益を持っている形になっています。
IPOに参加しても、外れる場合が多いケースが
IPOに参加しても、必ず買うことができる訳ではありません。抽選となり、外れる場合も多いのです。
スペースXのケースでは、申込み倍率が3.5倍から4倍と言われました(Investing.com)。
IPOの抽選で外れた人のほうが、当選した人よりも多かったということです。
IPOマニア活動をした時期もあったが、なぜやめた?
著者も1993年のJR東日本のIPOに当選、公開価格38万円、初値60万円で売却した経験があり、他にも複数のIPOに当選したことがあります。
一時期、IPOマニアとなり、IPOに資金を振り向けていた時期がありました。
多くのの証券会社でIPO参加したが…
IPOに当選する確率を上げるために、かなり多くの証券会社に口座開設をし、片っ端からIPO参加に熱中した時期もありました。
IPOに参加するためには、公開価格の資金をその証券会社に置いておく必要もあります。仮に30万円のIPO抽選に参加するために、10社の証券会社に資金を置けば300万円の資金が必要になります。
証券会社の待機資金は、IPOに外れれば運用益をもたらさない資金です。
全て外れれば、運用益はゼロなのです。
なぜIPO投資を止めたのか?
当時、サラリーマンとして勤務していた中、IPO参加をするにもIPO企業の調査をした上で臨んでいました。
時間がかかるのです。
そして、IPOの幹事証券でなければ、IPOに参加できません。IPO取り扱いの証券会社に、取り扱いのない証券会社から資金移動を行う場合もありました。
手間がかかるのです。
そして、全て空振りでIPOに当選しない場合も多くありました。
例えば、30万円位のIPOに当選し、その銘柄が上昇してもさほど利益が見込める訳ではありません。
「IPOで300万円分買う」ということができる訳では無いのです。
下落する場合も当然、ある
2018年当時、IPOに当選して初値で売った場合の勝率は8割程度と言われていました。
しかし、筆者はIPO投資マニアから卒業をします。
当たるか、当たらないか分からない投資より、
着実に収益を得る投資のほうがイイ
と考えたのです。
そして、IPOの調査や、証券会社からのIPO参加に明け暮れることを卒業しました。
短期の売買から、長期運用に切り替えた時期でもあります。
時間にゆとりが出来、苦労をする短期売買を再び行いたいとは思わなくなりました。
好きな趣味や時間の使い方をした方が有意義と考えるようになったのです。
※ 筆者の見解で全てに当てはまる訳ではありません
初日勝率9割でも 1年後は7割が下落、日経
2010年以後の米国市場の主なIPOをQUICK・ファクトセットで日経新聞が調べた記事があります。
初日に上がった株価の勢いが続く保証はない。1年後の株価を分析すると、10社中7社で初日終値を下回っていた。
背景にあるのがベンチャーキャピタル(VC)や従業員など既存株主による売却だ。上場後一定期間は売れない「ロックアップ」が解除されると、既存株主の売却が進み、需給が緩んで株価が下がりやすくなる。上場時は話題が先行するため、成長性の判断が難しい個人株主が買いやすいという事情もありそうだ。
スペースXの開示資料によると、既存株主の平均取得価格は6ドル台だ。公開価格で計算すると資産が一気に20倍に膨らむ。
出所:2026/06/12 日経新聞 『スペースXが12日上場、史上最大12兆円調達 異例の公開価格「通告」』
2010年以後の大型IPOでは、1年後の株価は7割が下落していた、という結果でした。
IPO銘柄だから今後も成長する、という訳ではないのです。
そして、既存株主や従業員はIPO価格をはるかに下回る価格で株式を取得しており、大きな富を得ることができる場合が多いのです。
仮にIPO後に大きく値下がりしても、未上場時から保有している投資家は、大きな富が得られる場合があるのです。
話題になっていて儲かりそうだから、買ってみる というのは危険です。
SNSの情報は視聴されることが重要なので、正しくない情報も蔓延しています。
流行ってて、儲かりそうだからやってみる、というのは
後悔に繋がる結果を招いてしまうかもしれません。
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※注:今回採り上げた個別の株式に対して売買推奨や、今後の株価の見通しを述べたものではありません。また特定の証券会社との取引を勧めるものではありません。
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