元本確保型だったのに損して戻ってきた! ランク65位以内の資産運用の教科書2冊で勉強しておけば…。
ファンドラップ利用者の方々へ。
ラップの対象商品が一般的な投資信託(ファンド)だと、運用コストが高いことに気づいていますか?
低コストのインデックスファンドやETFや株式がラップの中身ならば、もっと低コスト運用が実現できる場合が多いでしょう。
また銀行でNISA口座を開いた人、その口座では株式等が買えないことに気づいていますか?
証券口座なら幅広く商品購入が可能
NISA口座を証券会社で開けば、投資信託以外にJ-REIT(ジェイリート:日本の不動産投資信託)やETF(上場投資信託)も買うことができます。
更に、株式も買うことができるのです。
しかも、日本の株式だけでなく、アメリカの株式も買う事もできるのです(海外株式を取り扱う証券で、NISAの一般投資枠使用)。
筆者は元メガバンクに約17年勤務して気付いたことがあります。
販売者からの情報は、自分たちに都合の良い情報がほとんど。
正しい情報を伝えると、販売できなくなる場合があるからなのです。
販売者は、正しい情報を伝えられない背景がある
お客様から相談をされても、正しい情報を伝えると業務に支障が出てしまう。
上記のNISA口座の件でいえば、銀行員に相談しても、
「証券口座ならば、NISA口座で株式も買うことができて有利ですよ」
という正しい情報が語られることは期待薄ですよね。
銀行としては、NISA口座を銀行で開いてほしいと思い、口座獲得の目標を掲げるケースもあろうと想像できるからです。
だから私は販売者でない中立アドバイザーになった
では証券の人ならば、このような問題は起こらないのでしょうか?
「売ったり、買ったりしてほしい」
「高いコストの商品を買ってほしい」
これが、証券会社に勤める人のホンネと想像できます。
販売者が、顧客に寄り添うことには限界があるのです。
お客様から相談をされても、正直に真実を語れない。
それは、相談者の期待を裏切ることになるのではないか?
そう気づいた筆者は、販売者であることを止めようと模索し続けました。
そして筆者が金融商品の販売をしない、中立なアドバイザーとなったのは、「お客様に対して誠実に、正直に」を実現するためです。
プロが、依頼人に真実を伝えないことは、不誠実なのではないかと思っているからなのです。
米国でアドバイザーは、販売をしない人のこと
アメリカにはRIAという職業があります。
RIA(公認された投資助言者)はアドバイザーとしての登録を受けた人々で、
投資家の利益を優先する姿勢が求められる職業です。
そして
アメリカではRIA登録を受けた者だけが、
アドバイザーを名乗って良いのです。
RIA登録のない、販売者は
アドバイザーを名乗ってはいけないのです。
そもそも投資アドバイスを、お金を払って受けるには
「投資助言・代理業」の内閣総理大臣登録が必要です。
SNS詐欺被害を受ける人がいます。
有名人本人であっても
「対価を受け取って投資の個別銘柄アドバイスを行うことは違法」
なのです。
会員登録や、お金を振り込む前に、その事業者が登録を受けているかどうかを確認してください。
日本でもRIA(投資助言業)専業で、金融商品を販売しない、
中立なアドバイザー
事業者もわずかではありますが、存在しています。
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以下は書籍の紹介です。
中立なアドバイザー、RIA(投資助言業者)を経営する筆者の本が、大手世界通販サイトAにてランクインしています。
販売者でない立場から、「親に勧められるものしか、勧めない」という親身な姿勢で、資産運用に必要な知識、金融機関が教えない不都合な真実にズバリ切り込んだ本です。
定番の資産運用の教科書
「元メガバンク・外資系プライベートバンカーが教える お金を増やすなら この1本から始めなさい」
2019年12月5日に出版され、4年11カ月を超える本書籍ですが、ランキングなどで根強い人気を集めています。
2024年11月17日07時32分時点で大手世界通販サイトAの「債券・為替・外貨預金」ランキングで81位です。
新NISAの上記エピソードはもちろん記載されていません。
約5年前の本で、2024年NISAの変更には対応していないからです。
しかし、資産運用の本質を突いた内容は色あせることはありません。
資産運用の教科書として、まず一読してほしい一冊です。
第1章 広告で見かけるこんな商品、買ってはいけない!
第1章 広告で見かけるこんな商品、買ってはいけない!
商品1 「ファンドラップ」資産を預かり運用。その驚愕の手数料とは?
商品2 「高利回り」 の海外債券… 金利15%でも損する仕組みとは?
商品3 人気の「外貨預金」、高利回りでも負けてしまう理由
商品4 「特別金利キャンペーン」は、銀行が損しない商品
商品5 「外貨建て保険」は販売した金融機関に7%キックバックされる!
商品6 「バランス型ファンド」も種類によっては確実に損をする!
商品7 ハイイールド債券ファンド 高配当の裏に隠されたワナ
商品8 ノーロード(販売手数料無料)投信、中身は10年で手数料20%以上も!
商品9 「毎月分配型」投資が陥る「タコ足分配」で元本目減り
商品10 「元本確保型投信」は、実は元本割れもある
増刷され好評発売中!
書籍の詳細情報は下記リンクより閲覧が可能です。
Amazonでの販売ページ
楽天ブックスでの販売ページ
紀伊国屋書店での販売ページ
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読売新聞で「指南書」と紹介された本!
「NISA・つみたてNISA・iDeCo プロの選び方教えてあげる!」(安東隆司著、秀和システム、1430円)は、運用益非課税のNISAとつみたてNISA、掛け金が全額所得控除の対象になる個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の運用方法を分かりやすく伝える指南書だ。
著者は、日米欧の銀行や証券会社に計26年勤務後に独立し、投資助言業を経営。
多くの人に正しい金融知識を身につけてほしいと、資産形成の情報を発信する。
各制度の違いと制度選びのフローチャート、金融機関別のお薦め商品の一覧表も掲載。
「資産運用を始めてみよう」と思わせる一冊だ。
2022/11/09 読売新聞 くらしマネー欄
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iDeCo関連としては、今回で4冊目になりました。
『プロの選び方教えてあげる!』のココがスゴイ!
・NISA(一般NISA)で投資できる代表的な低コスト海外ETFを一覧で解説!
・つみたてNISAで選ぶとトクする信託報酬0.4%未満の低コスト商品一覧表を掲載!
・iDeCoで投資可能な信託報酬0.4%未満銘柄が多い金融機関は?TOP10ランキングで掲載!
・iDeCo低コスト銘柄、カテゴリー別の一覧表で選びやすい!
・2022年5月・10月のiDeCo制度改正にも対応!
・販売者のセールストークに惑わされない金融知識も満載!
・各セクション2ページ見開きで読みやすい!