資産運用するときのパートナー、アドバイザーって? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、3年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第141回目になります。
今回の内容はiDeCoでは元本確保型もあるが注意が必要!という内容です。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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iDeCoにはiDeCoの、NISAにはNISAのメリットがあります。
NISAには選べなくて、iDeCoに選べる商品のカテゴリーのひとつに元本確保型商品があります。
元本を確保することが目的になるので、初めて資産運用する人には(ぴったり!)と感じる人もいるでしょう。
でも、元本確保型という名称には、注意しなければいけません。
「元本確保型」という名前でも元本割れしてしまう可能性もあるんです。
iDeCoとNISAの特徴の違い
iDeCoの前提にあるのは、年金制度ということです。
ここが最も大事なポイントになります。
NISAの場合は、小額投資非課税制度です。
制度名にもあるように、あくまでも投資運用になるので、元本確保型のような商品はありません。
しかし、ここで元本確保型という意味が重要になってきます。
元本確保型は、元本を保証するという意味ではないからです。
手数料無料と広告に書かれていても発生するiDeCoの手数料って?
広告でも手数料無料と書かれていても、iDeCoの全ての手数料が無料ではないんです。
これは金融機関の口座管理手数料が無料なだけだからです。
iDeCoでは基本的に2つの手数料が発生します。
初回・移換手数料と毎月の手数料です。
iDeCoの場合、こまごまと手数料がかかるため、配当金や利息によっては元本保証につながりません。
(編集部注・参考)iDeCoで必ず発生する手数料2つ
①初回・移管手数料:国民年金基金連合会向け 2,829円
②毎月の手数料:国民年金基金連合会 105円、事務委託先金融機関66円、計171円/月 2,052円/年
元本確保型を選んだとしても、利息や配当金がコストを下回るならば、
掛金は元本確保されていないといえます。
どんどん元本割れしてお金が減ってしまうのはできるならば避けたいですよね。
iDeCoでの元本確保型を選ぶことは所得控除をメインととらえるなら、多少はメリットがあるとは言えます。
ですが、運用益も非課税になる折角の非課税制度なのにリターンが見込みにくく、
場合によっては元本割れのリスクもある元本確保型をわざわざ選びに行く必要があるかというと少し疑問です。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、iDeCoについて執筆いただきました。
iDeCoでは投資家にとって沢山のメリットがあり、RIA JAPANでは「最強の運用法」だと考えています。
RIA JAPANではiDeCoの名前が有名になる前からiDeCoについて発信してきました。
弊社代表が執筆した最初のiDeCo書籍は2016年に発売されています。
全てをここで紹介することはできませんが、一部発信してきたコンテンツを紹介します。
関連記事
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P36よりiDeCoでも元本確保型商品があることについて解説しています。
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
・ダイヤモンドオンライン コラム
NISA、iDeCoなど、20%トクする非課税制度をフル活用する基礎知識
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P230より非課税制度について解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
・YouTubeチャンネル「所長解説のおカネ学」
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第141回目)。
※本コラムは特定の有価証券又は金融商品を勧誘するものではありません。また、特定の資産クラスに対する今後の方向性を保証するものではありません。
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