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安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

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コラム

2010年公開記事でも、現在に通じる!久々に読んだら目からウロコだった!ETFのコストの話 投資初心者が知らなかった資産運用

2024年4月21日

テーマ:投資初心者

コラムカテゴリ:お金・保険

(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、3年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第126回目になります。
今回はRIA JAPAN代表の安東隆司が2010年に執筆したETFのコスト記事について執筆いただきました。
(RIA JAPANの設立は2015年8月のため、2010年当時はRIA JAPAN設立前です)
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
********************
過去に公開された記事や資料って、今となると状況が合わず使えない物もあります。
ですが、いつでも変わらない大事な情報がたくさんあるのも事実です。
2010年3月に掲載された「海外分散投資の今後の主流 海外ETFについて」という記事を久々に読んでみました。
読み進めていくと、今でも通用することがたくさんあるなと感じたのです。

見逃しがち?隠れコストと信託報酬

投資する上で、コストはとても重要です。
利益を目減りさせる要因ですから、コストはかからないに越したことはありません。

投資信託には信託報酬がかかることを忘れてはいけないですよね。
信託報酬等のコストはリターンを減らす原因ですが、天引きされているため、気付けない人もいるかもしれません。
「なんとなく」では済まされないコストとして、認識しないといけないでしょう。
読み返してみて、改めて考えさせられました。

インデックス型を上回れないアクティブ型

全てではないにしろ、運用成績を見てみると、
ほとんどのアクティブ型がインデックス型を上回れていません。
ここでも出てくるのが信託報酬。
アクティブ型は信託報酬がインデックス型よりも高く、利益をむしばんでいくわけです。
高コストな投資は、成績優秀だから高いわけじゃない。
この意味も噛み締めなければいけないでしょう。
こちらの元記事は2010年3月に掲載されましたが、
あなたは2010年当時、「インデックス型」「海外ETF」という単語をご存じでしたか?
当時の私はどちらも全然知りませんでした。

アクティブ型投信、計算してみたらやはり海外ETFに届かなかった

新興国への投資では、アクティブ型もETFも同じ指数を参考にしているケースがあります。
ですが、計算してみると結果は全く違ったのです。
特にポイントになるのが海外ETFでは、手数料が低い設定が多いということではないでしょうか。
管理するコストなども低いため、どうやっても高コストなアクティブ型はかないません。
日本の投資信託の中には、実は申し込み手数料もかなり高い割合のものもあり、当時の年間コストを見たら大赤字。
そんなことも起こるのです。
トータルコストって、ほんと大事ですよね。

2010年当時と比べて、日本の投資信託のコストが下がっている部分もあります。
それでも、アクティブ型の投資信託の多くは海外ETFのコスト水準に届いていないのではないでしょうか。

今回読み返してみて、改めて考えなければいけないことがたくさんあると感じました。
コストの部分に注目してみましたが、まだまだ大事なことがたくさんあると思っています。

********************
(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、2010年3月に掲載された記事について改めて読んでいただき執筆いただきました。
RIA JAPANではかねてより、資産運用時のコストについて様々な媒体で発信し続けてきました。
このメッセージは、「短期的なブーム・トレンド」ではなく、普遍的な運用のファクターであると考えています。
掲載から14年以上経過した記事のため、データは最新ではありません。
しかし、資産運用をするにあたり、考えてほしいキーメッセージはずっと変わらないと考えております。

関連記事

・Business Research誌 2010年3月掲載 「海外分散投資の今後の主流【海外ETFについて】」
 RIA JAPAN 公式サイトにて掲載当時のPDFを公開しています。
 海外分散投資の今後の主流【海外ETFについて】

繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第126回目)。

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