投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
山崎元氏(65歳)がお亡くなりになりました。
低コストのインデックス運用の有効性を日本に広く伝えた功労者の一人です。
筆者は、かなり前になりますが週刊ダイヤモンド誌での山崎氏の連載を楽しみにしておりました。
正論を吐いて金融機関に勤務している人もいることに驚きました。
こんなに正直に書いて、金融機関からは干されるだろう、苦労しているだろうな、と思ったものです。
筆者は千葉のFP協会で研修委員を務めた経験がありました。
山崎元氏に資産運用のあるべき姿を語って欲しいと講師を依頼しました。
セミナー終了後、共に酒席で資産運用の未来について熱く語りました。
その時に収入の分散という話を興味深く聞きました。
執筆や大学の教員、研修所での職といった、複数のインカム分散をしているので、ひとつの職を失っても大丈夫、といった話をしてくれました。
うらやましい話であると同時に、目指すべき道だなと思いました。
影響を与えてくれた山崎元氏
独立して海外ETFを中心とした、顧客サイドのアドバイザーになりたい。
山崎氏の職場を尋ね、将来の独立について相談させていただいたこともありました。
筆者はダイヤモンド社から書籍を出版したのですが、これも山崎元氏の影響でした。
プロである我々が、素人である投資家を騙してはいけない
何度か語り合った話題でした。
山崎さん。
山崎さん無き後、山崎さんと語り合った、
「投資家サイドに立ったアドバイス」を私はやり続けるつもりです。
山崎元さん。ありがとう。
山崎元氏のご冥福をお祈りいたします。