米モルガン幹部が「移行が起こる」としたアドバイザリーモデル・フィーベースとは?
GPIFの2023年度1Qの運用リターン結果は、収益率+9.49%、収益額18兆9834億円でした。
出所:GPIF 2023/08/04発表。2023年度1Qは2023/04月~6月末のことです。
GPIFの1年を通した直近5年のリターンは?
GPIFの年度(4月から翌年3月まで)のリターン推移は以下です。
2022年度 収益率+ 1.50%
2021年度 収益率+ 5.42%
2020年度 収益率+25.15%
2019年度 収益率▼ 5.20%
2018年度 収益率+ 1.52%
データ GPIF 2023/08/04公表データより
2022年1-12月の暦年GPIFは▼4.78%
2022年度は 2022年4月から2023年3月までの1年間のことです。
2022年暦年という区切り、1月~12月ではマイナス4.78%でした。
2022年はマイナス運用であったということです。
これはGPIF創設以降、初めての4四半期連続のマイナスでした。
2021年度4Qから2022年度3Qまで、という区切りである、
2022年1月~12月は▼4.78%という水準でした。
換言すれば2023年の1月~3月(2022年度4Q:第4四半期)が大幅黒字で、 マイナス分を吹き飛ばしたのです。
そして2023年度1Qも好調で、2023年の年初来は好調に推移しています。
リターン好調はやはり外国株式か
2023年4-6月の期間内で資産クラスの収益への貢献度は以下です
外国株式 +15.43%
日本株式 +14.37%
外国債券 + 8.08%
日本債券 + 0.36%
1番になるカテゴリーは変化する
データ GPIF 2023/07/07公表
(クリックで大きな図で見ることができます)
2019年度に▼13.08%だった外国株式はその後、
2020年度+59.42%、2021年度+18.48%で1番収益が良いカテゴリーでした。
2022年度は国内株式が+5.54%で1番収益が良いカテゴリーでした。
1番になるカテゴリーは変化するのです。
過去のリターンが良かったからといって、今後も良いとは限らないのです。
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