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安東隆司

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安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

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コラム

資産運用を始めるときに考えたい「資産の置き場」って?  投資初心者が知らなかった資産運用

2022年9月12日

テーマ:投資初心者

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 資産管理NISAiDeCo

(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、1年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第41回目になります。
今回の内容はアセット・ロケーションについてです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。

********************
「どんな投資先を選ぶといいんだろう」
資産運用を始めるときに真っ先に浮かぶことはこれだと思います。
確かに、投資先を選ぶことはとっても大事なことですよね。
でも、これだけじゃなく、資産をどこに置くのか、置き場所を考えてみるのが大切だと言われているんです。
「資産の置き場」「アセット・ロケーション」について考えてみませんか?

通常の口座では約20%の所得税、これが非課税になる制度とは?

日本国民の義務のひとつとして納税があります。
ところが、資産運用で考えると、利益から税金を引くことになり、その分マイナスになります。
「なら非課税がいいではないか」
これを制度内の範囲で可能にするものが非課税制度です。
せっかくの利益から税金を納めないで良いわけですから、大きな違いが出てきます。
譲渡益を得たときに発生する所得税は約20%です。 (復興特別所得税0.315%込みで20.315%)
この分が非課税になる制度があります。
それがiDeCoや一般NISA、つみたてNISA等です。
約20%の税金を納めずに済む。かなり大きくないですか?
このように、投資するお金の置き場所を決めることを「アセット・ロケーション」*と呼びます。

(*注)非課税制度の利用に加えて、例えば証券会社の選択もアセット・ロケーション。同じ株式やETF銘柄買う場合でも、ネット証券と対面証券では手数料コストが異なる点などを考慮することなども考えられる。

似ている「アセット・アロケーション」ってなに?

資産を一点に集中させるというのは避けるべき方法です。
集中した投資先になにかあったときに、カバーできなくなるため、分散投資が重要と言われています。
この資産配分のことが「アセット・アロケーション」です。
「アセット・ロケーション」と似てますが、1文字違います。
日本ではこの「アセット・アロケーション」についてよく採り上げられています。
もちろん「どこに投資するのか」はとても大事なことです。
しかし、非課税制度を使わなかった場合、せっかくリターンが得られても約20%が税金で支払われてしまいます。
「どこに投資するのか」より前にまずは「どこで投資するのか」
このことを考えることが重要なんですね。

低コストインデックスにも注目

改めて感じたのが、コストが低いのも大事なポイントじゃないでしょうか。
コストが大きくなれば、負担が増えます。
利益も減ることになるでしょう。
儲かってるはずなのに利益がでない。
というのは実はコストに取られているかもしれません。

リスクが少なく、低コストの投資先はどこか?
インデックス型やETFだと、誰でも簡単に分散投資ができます。
一例ですが、ETFならコスト0.03%などもありますからね。

こうした知識は、知らないと損をします。
「アセット・ロケーション」を意識するだけで、約20%違ったらどうでしょうか?
知っていてよかったと思うはずです。
低コストの仕組みもそうですが、知らないと損をする時代。
利益を出すための仕組みを理解することが大切だと思っています。
「自分は詳しいから大丈夫」と過信せず、知識をつけたいものです。


********************
(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、資産の置き場であるアセット・ロケーションについて執筆いただきました。
資産配分(アセット・アロケーション)について言及されることは多くありますが、
資産の置き場(アセット・ロケーション)について触れることはあまり多くありません。
まず非課税制度を使うことで節税してトクしていただければと思います。
資産の置き場(アセット・ロケーション)については多くのコンテンツにて紹介してきました。
下記リンクより発信してきたコンテンツが閲覧可能です。
日本経済新聞電子版
 資産運用、まずは「ロケーション」の検討を
・日経CNBC 朝エクスプレス 知ってトクするおカネ学
 お金を増やすなら米国投資家に学べ①「アセット・ロケーションとは?」
・ダイヤモンドオンライン
 NISA、iDeCoなど、20%トクする非課税制度をフル活用する基礎知識
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
 P230以降に非課税制度とアセット・ロケーションについて解説しています。
 「お金を増やすならこの1本から始めなさい」Amazon販売ページ
・著書「iDeCo+NISA・つみたてNISA プロの運用教えてあげる!」
 P40以降にアセット・ロケーションについて解説しています。
 「プロの運用教えてあげる!」RAKUTENブックス販売ページ
・マイベストプロ コラム 
 どれを優先する?「つみたてNISA」「iDeCo」「NISA」のアセット・ロケーションとは?

繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第41回目)。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。

この記事を書いたプロ

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