「資産所得倍増」は本当にできるの?アメリカでは家計の半分を投資している? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、1年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第37回目になります。
今回の内容は海外ETFについてです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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資産運用での方法もいろいろと選択できる世の中です。
中でも、ETFはとても重要なものとして認知度が上がってきました。
ETFとは、Exchange Traded Fundのことです。
日本語にすると、上場投資信託という意味を持ちます。
ETF市場は世界的に拡大を続けています。
2022年6月末の時点でETFの本数は9031本、資産規模は約8.6兆ドル規模に成長しています。
これだけの成長を見せてきて来たからこそ、世界的にも注目を集めているのです。
データ:ETFGI
低コストで透明性が高く、リアルタイムで取引が可能
ETFの特徴はインデックス=指数に投資することができるところです。
1つのETFに投資すると、意識しないでも自然に分散投資*1ができあがります。
(*1 分散投資に適したインデックス・指標に投資した場合。ETFの全てが分散投資に適しているわけではありません)
更にリアルタイムで取引できるところもポイントです。
つまり、株式と投資信託のメリットをいいとこ取りした商品ともいえるわけです。
さらに販売手数料ゼロ*2のものもあり、信託報酬も低い銘柄が多く存在します。
(*2 市場で多く取引されているETFは、ほぼ販売時手数料がゼロ)
どういったものに投資しているのか透明性が高いのも特徴です。
こういった特徴が認められ、資産運用にETFを取り入れる人が世界的にどんどんと増えているのです。
ETFを使って代表的な企業の盛り合わせをまとめ買い
ETFは、非常に多くの対象を持っているところも見逃してはいけません。
例えばS&P500なら、米国を代表する企業500社の盛り合わせとして買えるのです。
これだけでもかなり分散できるのがわかります。
世界の産業分類では、11種類に業種分けしており、セクターと呼んでいます。
ETFならこのセクターに投資可能なのです。
さらに不動産投資信託のREITにも投資できます*3。
(*3 米国REITの個別銘柄を日本の証券経由では購入できないため、米国REIT市場へのアクセスはETFや投資信託が選択肢となる。日本市場ではETFを使わずREITに直接投資がコスト安。)
この選択肢の広さがETFの特徴といえるでしょう。
ETFにシフトしたアメリカ投資家の動き
ETFではさまざまな分野にまとめて投資できます。
コストが抑えられる傾向が強い特徴を持っていますが、すべてではありません。高コスト傾向のものもあるからです。
これは長期投資の足かせにもなることから見極めなければいけないポイントになるでしょう。
投資で「低コストのインデックス運用」が重要だと知られるようになってきました。
しかし、証券会社や商品仲介業者は、こうしたETFなどはあまりうまみがありません。
コストが低い分だけ、収益が望みにくいからです。
だからこそ、日本ではあまり勧められてこなかった背景があります。
アメリカ投資家はいち早く気づき、資産運用をETFなどにシフトしてきたのです。
こうした世界の投資家の動きに学ぶことは、資産運用として重要な意味が見えてくるでしょう。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、海外ETFやETFについて執筆いただきました。
RIA JAPANではかねてより著書やコラムを通じて多くの情報を発信してきました。
下記のリンクより発信してきたコンテンツが閲覧可能です。
・日本経済新聞 ETF記事で代表コメント掲載
ETFの仕組みと特徴 株と同様に売買、費用安く
・日経CNBC 「朝エクスプレス マーケットレーダー」解説
下記リンクで冒頭90秒が無料公開されています。
「資産形成徹底指南」海外ETF活用術
・RIA JAPANが伝えたいETFのメリット、デメリットは?
RIA JAPANがETFのメリットとデメリットについて解説しています。
RIA JAPAN が伝えたいETFのメリット・デメリットについて
・マイベストプロ コラム 世界ETFデータ記事
ETFGIのデータを基に解説した記事は下記リンクより閲覧が可能です。
世界ETF・ETN業界:6月459.4億ドル資金流入 15年で資産規模が14.85倍に
・マイベストプロ コラム レバレッジ型・インバース型ETFは一般的なETFから除外
レバレッジ型・インバース型ETFは一般的なETFから除外
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P171よりETFについて解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
・著書「iDeCo+NISA・つみたてNISA プロの運用教えてあげる!」
P190「世界的大ヒットのETFは、なぜ日本では知られていないのか」等にて解説しています。
「プロの運用教えてあげる!」Amazonページ
・YouTubeチャンネル「所長解説のおカネ学」
ワンランク上の投資家へ!海外ETF 【知ってトクするおカネ学】
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第37回目)。
セミナーや講師のご用命は下記リンクの弊社HPお問合せフォームよりご連絡ください。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。