4月はNISA口座開設数増加 担当者資産にとって運用の成功よりも重要なコトがある?②
明日は2月13日、NISAの日です。
資産形成するにあたってNISA・つみたてNISA・確定拠出年金といった
「非課税制度」を活用することは極めて重要といえるでしょう。
では、改めてNISA・つみたてNISAとはどういうものなのか?
RIA JAPAN代表の安東隆司がNISA・つみたてNISA についてYoutubeにて解説しています。
NISAとは
NISA(一般NISA)とは、「運用益が非課税の個人貯蓄口座」であり、
NISA口座内で毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度のことです。
金融商品から得られる利益には大きく2種類あります。
キャピタルゲイン:商品を売った時に得られる収益
インカムゲイン:商品を持っている時に得られる収益
NISAではどちらも非課税になるのです。
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、「金融庁が選んだ投資信託で運用するNISA」であり、
「長期」「積立」「分散投資」のキーワードを基に
金融庁が投資信託を選別しているNISA制度です。
つみたてNISA開始時、投資信託は5400本以上ありましたが、
205本*まで絞っているので、初心者向けの制度と言えるでしょう。
*2022年1月28日時点
NISAとつみたてNISA、どちらを使いますか?
NISAとつみたてNISA。どちらも非課税メリットがある制度ですが、
併用することはできません。
単純に非課税枠の総合金額のみを比較すると
・一般NISA
120万円×5年=600万円
合計600万円
・つみたてNISA
40万円×20年=800万円
合計800万円
と、つみたてNISAの方が非課税枠が大きいですが、少し待ってください。
実は一般NISAを5年使用してからつみたてNISAを利用することが可能なのです。
その場合、最初の20年間の費用は
・最初5年:一般NISA
120万円×5年=600万円
・6年目以降:つみたてNISA
40万円×15年=600万円
合計1200万円
と、併用した時の方が非課税枠を最大限活用することができるのです。
*2022/02/11時点 つみたてNISA投資可能期間 2018年~2042年、一般NISA 2014年~2023年、一般NISA新制度 2024年~2028年 金融庁 NISA特設ウェブサイト
一般NISAで何に投資する?ダイヤモンドオンラインコラム一覧
◇外国株式
一般NISAで信託報酬年率0.03%といった極めて低コストの海外ETF検討を
信託報酬年率0.11%などの低コストインデックス投資信託も
ダイヤモンド・オンライン外国株式コラム
◇外国債券
一般NISAならば外国債券も海外ETF活用を検討を
同じFTSE世界再建へのインデックスでありながら、
信託報酬が0.13%のものと1.16%のものも
ダイヤモンド・オンライン外国債券コラム
◇国内株式
TOPIX基準のETFでは0.075%の信託報酬と海外ETFに追随するレベルの安さも
コストが安くても出来高が小さいものでは
監禁の際に価格のが大きくなる可能性も
ダイヤモンド・オンライン国内株式コラム
◇国内債券
コストに見合わないリターンになりがち
リターン0.3% - 信託報酬1.78% = マイナス1.48%
ダイヤモンド・オンライン国内債券コラム
*信託報酬などの水準は執筆当時のものです
確定拠出年金や注意すべき金融商品も!ダイヤモンド・オンライン連載
本コラムで採り上げた内容の一覧は下記リンクより閲覧が可能です。
安東隆司 ダイヤモンド・オンライン連載一覧
また、より詳細な内容は下記リンクの書籍「お金を増やすならこの1本から始めなさい」にて解説しております。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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