つみたてNISA対象銘柄 同じ投資対象でも約3倍のコスト差が!?
GPIFの2021年4-6月期のリターンは2.68%、+4兆9819億円の収益額でした。累積収益額は100兆3182億円となりました。
同時期のカテゴリー別の収益率は
外国株式 +8.62% 外国債券 +1.87%
国内債券 +0.47% 国内株式 ▼0.25% でした。
データ:GPIF 2021/08/06公表データ、画像はGPIFのHPより一部抜粋
GPIFとは私たちの公的年金を運用したり管理したりする「年金積立金管理運用独立行政法人」のことです。
GPIFは長期的に維持すべきポートフォリオを定めて、安全かつ効率的な運用をしています。
191兆円という世界最大級の機関投資家であるため、GPIFの運用内容はプロ向けに思われがちですが、個人の投資家に知ってほしいポイントも多くあります。
2021年8月3日には日経新聞にて「個人の運用、公的年金に学ぼう」という記事が掲載されました。
「投資スタンスを長期に構えることの有効性」
「国内株式、外国株式、国内債券、外国債券への均等配分を基本とするオーソドックスな投資戦略」
「投資手法は主にインデックス運用を採用し、銘柄選択で勝負するアクティブ運用は多様を避ける」
「投資手法が明快でコストも安いインデックス投信やETF(上場投資信託)が個人投資家にとって利便性が高い事を示唆するもの」
などが解説されています。
10年間運用すると、過去のリターンはほとんどプラス 筆者代表著書でも解説
そもそも、長期運用は本当に必要なのでしょうか?
GPIFデータを基に調査された過去データを見てみましょう。
GPIFとほぼ同じコンセプトで100万円を10年間運用した場合を調査してみると、平均では[太字169万円[/太字]になります。*1
一番成績が良かった10年では265万円に、一方で最も成績が悪かった10年間では98万円になりました。
*1 コストも含めた、一般投資家目線の独自データを書籍で公開。GPIFは投資コストが低く抑えられているが、一般の投資家はGPIFほどの低コストは実現できない。コスト込み独自データがより、投資家に近いと考えられる
10年間運用の場合で100万円の元本を割ったのは最も成績が悪かった1回だけでした。
それ以外の過去40回の中で39回は元本よりもプラスになったのです。
運用の良かった年と悪かった年はそれぞれありましたが、投資期間を延ばしていくと、投資期間全体ではプラスの収益が積みあがることがほとんどだったのです。
この内容の詳細なデータや図表は著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」P185以降にて解説しています。
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元メガバンク・プライベートバンカーが教える お金を増やすならこの1本から始めなさい
GPIF直近データは過去最高の黒字額・収益率に、解説・考察動画YouTubeにて公開中!
GPIFの2020年度の運用実績は、運用黒字額は37兆7986億円、収益率25.15%という好成績でした。黒字幅、収益率共に過去最高の結果でした。。
(速報)2021年4月-6月のリターンは2.68%に留まっています。
2020年度が好調だった理由の一つには同年度が世界的に特殊な一年だったことも関係しています。
(2020年4月から2021年3月。コロナ禍直後で大幅下落からの1年間のリターン)
この運用成果の[原因考察]、[大きなリターンを寄与した外国株]、[外国株のうちTOP25銘柄]などを動画にて解説しています。
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