破綻時には「もはや手遅れ」も、預金は保護でもダメージを負う投資家 SVBの突然破綻
先日、とある朝の経済ニュース番組にて投資のコストについて解説がありました。
その内容は「リターンは予測できないがコストと税は抑えることが出来る」でした。
筆者が講義でよく使うフレーズなのです。
TVで同じ内容が紹介されて嬉しく感じました。
実はこれまで、TVで投資のコストについて触れる機会はあまり多くはありません(コストの高い商品を販売する金融機関などが、番組スポンサーになっていることもひとつの背景でしょう)。
しかし、コストは利益となるリターンに直接影響します。
コストの高いものを選ぶと、その分リターンは下落するのです。
しかし、ゼロコストにウラがある場合もあります。ゼロコストのままでは、事業の継続ができないからです。
高すぎるコストのものは排除すべきだと思うのです。
是非多くの人に、このことを知っていただきたいと思います。
「投信ランキング」にも注意、これまで好調でも今後好調とは限らない
投資する商品はランキングなどから「過去のリターンが高かった」投資信託を選ぶ人も多いと思います。
しかし、今まで好調だったカテゴリーが、今後も好調を続けると限らないところに注意が必要です。
過去上昇していたからといって、今後上昇するとは限らないのです。
投資の前に将来のリターンがわかる人はいないのです。
投資家は投資信託のリターンがどうなるか、コントロールは出来ません。
ある意味で「フタを開けてみないと分からない」からです。
コストならばコントロールができる!
一方、コストと税を抑えるのは誰でもできます。
コストの低い商品や非課税制度を選ぶことはできるからです。
これらを選択することで、余計な出費を減らすことができ、収益の差に直結するでしょう。
例えば購入時の手数料がゼロになるETFや信託報酬の低いインデックス型を選ぶことでコストをコントロール出来るのです。
ではどう言った基準で商品を選べば良いのか?避けるべき商品は?著書にて解説
これらの内容の詳細は著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」P188-にて記載されています。
「過去の成績が良かった投資信託が、来年も成績が良いとは限らない」
外国株式、国内株式、外国債券、国内債券の年ごとのリターンを紹介しています。
外国株式がマイナス53%の年もあり、翌年はプラス36%である事例などを採り上げています。
ほかにも広告で見かける「注意が必要な商品」や、「銀行のいいなりで損」してしまう例、ワンランク上の投資家が活用するETFについて、更にNISAやiDeCoなどを1銘柄だけで運用する事例なども詳細解説しています。
投資を始める人が増えている今だからこそ、リターンに直接影響するコストと税について、是非向き合っていただきたいと考えています。
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