バランス型ってリスクが低いんじゃないの? 低リスク高コストに隠された罠
米連邦準備制度理事会(FRB)は、購入していた社債ポートフォリオを段階的に売却することを2021年6月2日発表しました。
ブルームバーグ(2021年6月3日)によると、
・SMCCFによる購入は2020年末で終了
・保有残高は137億ドル前後(約1兆5000億円)
・まず、ETFの売却を皮切り
・夏には社債の売却にも着手
改めて、史上初のFRBの債券購入とは?
アメリカ中央銀行 FEDは2020年5月、長い歴史の中で初めて社債買い入れに動きました。
新型コロナウイルの影響による金融市場の動揺を鎮静化し、危機対応策として、企業の資金繰り支援をしたものです。
その社債購入にはETF(上場投資信託)が含まれていました。
ハイ・イールド社債の基礎知識
購入した債券ETFの中にはハイ・イールドと呼ばれる分野の銘柄も含まれていました。
このハイ・イールドとは、直訳すると「高い利回り」という意味で魅力的に聞こえますが、注意が必要です。
ハイ・イールド債は「投資不適格」という評価がされた債券であり、他の呼び方では「ジャンク債」とも呼ばれています。
高い利率は魅力的に見えるでしょう。
しかし、そこには大きなリスクが隠れているケースもあるのです。
筆者の私見ですが、まずハイ・イールドの社債を売却する方向が妥当な考え方であると思われます。
過去にFRBが購入した債券ETF、安東隆司が動画にて解説
2020年5月当時FRBが購入指示した債券ETFの内容について、RIA JAPAN代表の安東隆司が解説した動画がYoutubeにて公開されています。
【FRB・FED】アメリカの中央銀行が13億ドルのETF購入、その中身とは?【RIA JAPAN】
他にも、資産運用にあたって知っておいてほしい内容を解説動画にて発信しています、ぜひチャンネル登録して閲覧ください。
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