投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
米ゴールドマン・サックスが、日本の不動産に対する投資を従来のおよそ2倍の2500億円規模に拡大すると発表しました。
日本の不動産投資では、米投資ファンドのブラックストーン・グループと並び大口の投資家となる見込みです。
アメリカの著名ファンドや有力金融機関が「日本の不動産への投資」を有効だと判断しているのです。
有効と判断された日本の不動産投資、REITでの投資も可能
アメリカ著名金融機関が有用性を認めた日本の不動産投資ですが、不動産を買うという「直接投資」以外の方法もあります。
REIT(リート:不動産投資信託)を活用するのです。
現物不動産を買うことは、ビルであれば億円単位の資金が必要です。しかしREITを使えば小額からでも投資が可能なのです。
ビル全部を買うことは無理でも、たくさんの投資家がまとまって、ビル1棟を所有するようなイメージと考えてください。
しかもREITでは1棟だけのビルでなく、複数の不動産に分散投資をすることが通例です。
不動産の税金や空室時の募集もプロにお任せ!
例えばオフィスビルを対象とするREITならば、プロが物件の選別や家賃回収をしてくれます。不動産の大家さんと同じように、指定口座に家賃が入ってくるイメージです。(分配金という形で、半年に一度入金されるイメージです)
現物不動産では固定資産税の支払いも自分で行う必要があります。
また、テナント退去時には、新しい借主を探さなければなりません。
ところが、REITではこのようなオペレーションは我々が行う必要がありません。REITがやってくれるのです。
更に、換金性(=流動性)も高いのです。
現物の不動産で「1週間で売却・資金化」はまず、不可能でしょう。数か月を要することも珍しくありません。
しかし、REITであれば数日後にはキャッシュを手にすることも可能です。
現物不動産の「流動性の低さ」というデメリットもREITならば心配が要らないのです。
*注 REITにも様々なリスクを伴います。投資は自己責任で
世界のREITが最高値付近に Covid-19前を回復
・世界の不動産投資信託(REIT)市場に投資マネーが流入
・「S&PグローバルREIT指数」の2020年末からの上昇率は17%、過去最高にも迫る
日経新聞 2021年6月5日では世界のREIT市場が好調なことを紹介しています。
税制優遇を生かすiDeCoでREIT関連に投資
筆者はiDeCoを最強の運用法だと思っています。
掛金が全額所得控除で所得税・住民税が安くなる場合があること、運用益にも税金がかからないことなど、税制メリットが多い制度だからです。
iDeCoではREITに直接投資することはできません。
しかしiDeCoでREIT関連の投資信託を購入することが可能です。
しかし、注意が必要です。
iDeCoのラインナップでREITのカテゴリーの商品がある金融機関を選ぶことです。
もう一つはコストの面です。
REITファンドの中では運用コストが高いものも存在しています。
同じようなREITに投資する場合でも運用コストが違うとその差はリターンに直結してしまいます。
iDeCoで投資可能な低コストREIT投資信託を一覧で確認!iDeCo入門書
そこで役立ててほしいのが筆者、安東隆司の著書「iDeCo+NISA・つみたてNISA プロの運用教えてあげる!」です。
iDeCoで投資可能な低コスト投資信託の取り扱いが多い金融機関をランキング形式で紹介しています!
今回登場したREITについてもiDeCoでの活用可能な低コスト銘柄の一覧も掲載しています。
詳細は下記書籍のP114-を参照ください。
iDeCo+NISA・つみたてNISA プロの運用教えてあげる!
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