確定拠出年金、スイッチングをする時の注意点と長期運用で知っておきたい下落に備える心構え 20代若手社員が資産運用始めてみた
皆さま、こんにちは。
RIA JAPAN おカネ学株式会社 20代若手社員です。
「老後2000万円問題」なんて20代の自分にとってはずっと先の話だし……
という考えを持っていましたが、弊社でも企業型確定拠出年金が導入され、
遂に私も資産運用デビューしました。
実際に始める前に知っておきたい知識や、
感じた点などを複数回でお伝えしたいと思います。
また、用語等厳密な文章だと分かりにくい文章になってしまう可能性があるため、
分かりやすさを優先した表現を心掛けています。
前回のおさらい 高いリターンを狙ったアクティブ型が伸び悩む
インデックスとは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの指数であり、
値動きがその指数に連動する投資信託をインデックス型と言います。
また、指数などを上回る成果を目指し、ファンドマネージャーが独自に銘柄を選択しているファンドをアクティブ型と言います。
アクティブ型ではコストが高くなりがちで、長期運用では9割がインデックスに届かないというデータもあります。
RIA JAPANでは低コストのインデックス運用の強みをお伝えしていますが、
DCを始めた時、私のポートフォリオにはアクティブ型の投資信託を一つ採用していました。
高いリターンを狙っての選択でしたが、初めて5か月が経ち、伸び悩んでいるのが実情でした。
今回は運用商品を見直し、掛け金の配分変更について実際にお話ししてみたいと思います。
前回記事 ④アクティブ型とインデックス型って?
掛金の配分変更とは?
DCの資産運用をしている中で、ある銘柄の配分を減らしたい、増やしたい。という事例が出てきたとします。
前回の記事で説明したように、私が選択したアクティブファンドが予想よりも伸び悩んでいる状態なので今回はその銘柄にかける配分を変更してみたいと思います。
これまでは掛金の内10%をその銘柄に投資していましたが、今回伸び悩んでいることが判明したので他のファンドに掛金を回すことに決めました。
配分変更と預け替え(スイッチング)
そこで、調べてみたところ、特定の銘柄にかける配分の変更では2つの選択肢があるようです。
それが配分変更と預け替え(スイッチング)です。
既に投資していた銘柄をAとし、変更後の銘柄をBとしましょう。
A銘柄に毎月10投資し、半年間で10×6=60投資していたとします。
配分変更の場合では、既にAに投資した60はそのままに、
今後Aには投資せず、Bに掛金10投資する。と変更したり、
今後Aに5、Bに5という掛金の割合に変更して投資したりすることです。
一方、預け替えでは既にAに投資した60を売却し、
そこで得た資金でBの銘柄を購入することを言います。
これまでの運用成果を基に新しい銘柄に移行できるので確定拠出年金の利用期間が長い人で、特定の銘柄に一気に投資したいときなどには選択肢に入るかもしれません。
しかし、一部の投資信託は信託財産留保額(売却時手数料)が設定されている場合があります。
この投資信託を売却する場合には、売却金額から手数料が差し引かれてしまいます。
預け替えで売却を検討している商品があてはまるのか、確認が必要ですね。
配分変更しようとして気付いたこと、銘柄が追加されている!
さて、今回は預け替えでなく、配分変更でアクティブ型を外し、全体の配分を見直したいと思います。
そこで銘柄一覧を見ていた時に気付いたことがあります。
見覚えのない銘柄が追加されていたのです。
私は確定拠出年金を始める前に選べる商品のデータを自分で調査し、データにまとめていました。
そのデータを再度確認したところ、やはり半年ほど前の前回から3銘柄ほど追加で選択可能になっていました。
しかも2銘柄は海外株でインデックス型、それに信託報酬もかなり低く、両方とも弊社代表書籍にそれぞれ掲載実績のある銘柄です。
これは組み入れないと!ということでポートフォリオを変更し、該当銘柄を追加した運用プランを自分の中で決めます。
私たちが運用している金融機関では運用したい銘柄の横に掛金の何%を投資するかを記入し、合計ピッタリ100%になるようにして申請をします。
この時、端数の金額をどこの銘柄に投資するのか選べるので、私の場合は運用銘柄の中で一番期待したい銘柄に端数調整のチェックを入れました。
若手社員の感想、ポートフォリオ編成はドリームチーム編成!
個人的な感想ですが、運用する銘柄の割合(ポートフォリオ)組成中は最強のチームを自分で編成する感覚がして楽しいです。
ゲームなどでキャラクターの所属に関係なく好きなキャラクターでチーム編成するみたいで夢があるように思えます。
メッシとロナウドを同じチームに入れる感覚といいますか、ガンダムとザクを共闘させる感覚といいますか。オタク趣味のある自分にとってチーム編成の楽しさを感じた瞬間でした。
是非あなたも自分だけのドリームチームを編成してみてはいかがでしょうか?
もちろん、無駄にコストだけが高いキャラクターには要注意ですよ。
低コストのインデックス運用を知りたいならこの本!
これから運用を始める人も、既に始めている人も。選んでいる金融商品は本当に納得して商品選びできていますか?
オススメされる銘柄では損をしてしまう事例も少なくありません。
本書では注意すべき金融商品や、ワンランク上の投資家になるために知っておきたい知識を詰め込んだ1冊になっています。
更に、低コストのインデックス運用を始めるにはどの商品を選べば良いのかズバリ記載しています!
是非お手に取っていただければと思います。
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※本記事はRIA JAPANおカネ学株式会社20代若手社員が執筆しています。
また、本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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