GビズID表示が小さ過ぎる!対処方法(備忘録) 健康保険・厚生年金などの電子申請届書作成
皆さま、こんにちは。
RIA JAPAN おカネ学株式会社 20代若手社員です。
「老後2000万円問題」なんて20代の自分にとってはずっと先の話だし……
という考えを持っていましたが、弊社でも企業型確定拠出年金が導入され、
遂に私も資産運用デビューが決定しました。
実際に始める前に知っておきたい知識や、
感じた点などを複数回でお伝えしたいと思います。
また、用語等厳密な文章だと分かりにくい文章になってしまう可能性があるため、
分かりやすさを優先した表現を心掛けています。
前回のおさらい 確定拠出年金とは?
確定拠出年金とは毎月決まった(確定)金額の掛け金を掛ける(拠出)する年金制度です。
もう少し噛み砕いて言うと、「老後受け取れる自分の年金を自分で運用する制度」
といったところでしょうか。
前回ではサッカーに例えた説明や、どういったタイプの銘柄が選べるのか解説いたしました。
前回の記事はこちらから閲覧可能です。
①確定拠出年金って?投資信託タイプ説明
いざ、銘柄選び!……銘柄が多い!!
さて、前回お話したガイドブックも読み終え、いざ自分の銘柄選びをスタート!
……と思ったのですがここで早速壁に阻まれます。
【銘柄が多い】のです。
運営管理機関によって選べる銘柄は変わりますので、必ずしもこの問題に直面するワケではありませんが、それにしても初心者が数十の銘柄から自分のお金を掛けられる銘柄を探すのは難しい!と感じました。
そこで若手社員はふと思いつきます。「逆に銘柄を選ばなかったらどうなるの?」
調べてみたところ、各金融機関の「指定運用方法」(デフォルト=初期設定地)に
選ばれている商品が自動的に購入されます。
また、指定運用方法が選ばれていない金融機関やプランを選択した場合は
待機資金として仮保管されるそうです。
(指定運用方法などについては金融機関によって違いがあるかもしれません。
これからDCを始める人は是非確認してみてください。)
ほっといたらプロが運用してくれる!……意外な落とし穴に注意!!
「指定運用方法で運用してくれるってことはプロが運用してくれるってことだ!」
これは便利!ということで、指定運用方法の銘柄を見てみることに。
弊社加入の運営管理金融機関では「元本確保型」の定期預金が選択されていました。
投資において元本が確保されているのはとても嬉しいですよね。
この元本確保型の定期預金では金利が0.1%に設定されていました。
しかし、企業型DCや個人型のiDeCoでは運営管理手数料が発生します。
例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)の場合、必ず年額2052円の手数料が発生します。
(国民年金基金連合へ105円/月会事務委託先金融機関へ66円/月)
その場合、iDeCoの拠出限度額の27.6万円*1の場合でも金利は0.1%で276円です。
つまり、元本は確保されていますが、手数料で確実に目減りするということなんです。
資産形成として低リスクで運用できるのは選択肢としてあるのかもしれませんが、
確定拠出年金では掛金のみならず運用益も非課税ですので、メリットが大幅に減ってしまうとも考えられます。
*1勤務先で企業型DC・DBに加入していないサラリーマンの方や、主婦の方の拠出限度額です
折角の確定拠出年金、低リターンではもったいない!
ざっくりと言い換えると
確定拠出年金では掛けた金額と利益が非課税!
この制度を使うのに利益がほとんど見込めない元本確保型を選ぶのは
ちょっともったいないかもしれません!
お金が減ってしまうのは悲しいですが、
低リスクにこだわるあまり、低リターン過ぎて手数料で目減りしていってしまうのでは
もっと悲しいですよね。
どうせならお金を増やすために、トクするために運用できるよう
若手社員の私も日々精進して参ります。
折角の資産運用、自分で考えて運用方針を組み立てるのも案外楽しいですよ。
しかし「リスクを取れ」って言われても、危険な予感がしてしまいます。
折角のお金をリスクに晒したくない!という方が多いと思います。
そんなあなたは「リスク」という言葉を勘違いしているかもしれません。
次回は銘柄選びに知っておきたい
「リスク」と「アクティブ型・インデックス型」などをお伝えしたいと思います。
※本記事はRIA JAPANおカネ学株式会社20代若手社員が執筆しています。
また、本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。
用語等厳密な文章だと分かりにくい文章になってしまう可能性があるため、分かりやすさを優先した表現を心掛けております。